その中でも特に目立つ存在が、江本孟紀氏です
プロ野球レジェンドを取材する「プロ野球レジェン堂」において、アナウンサー界のレジェンド・徳光和夫氏が江本氏の波乱の人生を掘り下げました
江本氏は、阪神、南海（現・ソフトバンク）、東映（現・日本ハム）などでキャリアを積み、通算113勝を挙げた名投手です
そして、引退後は著書「プロ野球を10倍楽しく見る方法」が200万部を超えるベストセラーとなり、解説者やタレント、さらには政治家としても活躍する多才な方です
都市対抗野球への挑戦
江本氏は法政大学を卒業し、1970年に熊谷組に入社しました彼は都市対抗野球に出場する予定でしたが、試合直前に急性盲腸炎に罹り、参加できなくなってしまいました
江本氏はここでアピールの機会を失い、病気に苦しむ日々を過ごしました
結局、都市対抗では1イニングしか投げられず、その後のサンベツ大会では、全王子製紙を3安打1点に抑える良いピッチングを見せました
転機となった電話
日々の焦りから、江本氏はプロの道を模索していました通常のドラフトの他に、テスト入団のチャンスを狙い、「プロ野球選手名鑑」を手に取り、各球団の状況を頭に入れました
すると突然、東映（現・日本ハム）のスカウトから電話がかかり、「プロ野球に来る気はあるのか？」と聞かれました
この瞬間が、江本氏にとっての転機となりました
江本孟紀氏の軌跡には、挫折と努力の物語が詰まっています。彼が急性盲腸炎で都市対抗野球に出られなかった経緯は、スポーツの世界での厳しさを物語っています。それでもなお、スカウトからの連絡によってチャンスを得ることができたのは、運だけでなく、彼の能力によるものです。
ネットの反応
江本孟紀氏が、かつての阪神タイガース監督・野村克也氏に関するトレードの裏話を明かしました
江本氏は、野村監督が自らの立場を強く意識していたことや、サッチー（野村克也氏の妻）の影響が大きかったことを述べています
コメントの中では、野球界の人間関係やドラマが色濃く反映されており、野村監督や江本氏といった選手たちの個性的なエピソードが多くの読者の関心を引いています
特に、張本勲氏についてのエピソードや、選手としてのキャリアと人間性が合わせて語られることが目立つ内容になっています
また、パリーグのユニークさや野球人としての生き様についても語られており、ノムさんの人材を育成する才能についての評価も見受けられました
最終的には、これらのコメントは野球に対する熱意を感じさせるもので、読者にとって新たな視点を提供するものとなっています
ネットコメントを一部抜粋
サッチーか…そんな大昔から出しゃばっていたんだ。
野球人である前に1人の人間としてしっかりしろ。
張本さんのバット当てエピソードは何回聞いてもいいですね。
江本さんて高知商、法政大学、熊谷組と野球エリートなんですよね。
江本さんの野球人生短かったけど誰よりも濃い野球人生ですな。
キーワード解説
- 都市対抗とは？都市対抗は、日本のアマチュア野球における重要な大会で、各企業や団体から選ばれたチームが対戦します。この大会は選手にとってプロ入りのきっかけとなることが多く、多くのスカウトの注目を集めます。
