しかし、甲子園に出場できなかったにもかかわらず、プロ野球のドラフトで上位指名を受けた選手も多数存在しています
今回は、甲子園に縁がなかったものの、高卒でドラフト上位指名を受けた現役野手について詳しく見ていきます
高橋周平
投打：右投左打身長／体重：180cm／90kg
生年月日：1994年1月18日
経歴：東海大甲府高
ドラフト：2011年ドラフト1位高校時代、卓越した打撃力を持つ高橋周平選手も甲子園出場の経験がありません
彼は東海大甲府高に進学し、早くからチームの打線の中心として活躍し、高校通算で71本の本塁打を記録しました
甲子園に出場したことはありませんが、U-18高校日本代表に選抜され、アジア選手権ではMVPを受賞するなど、彼の実力が示されました
ドラフトでは3球団が1位指名を行い、中日ドラゴンズが競合の末に彼を獲得しました
プロ入り後の1年目から初本塁打を放ち、順調にキャリアをスタートさせました
しかしながら、数年間は伸び悩む時期が続きました
初めての規定打席到達までにはなんと7年を要しました
それでも、2019年には117試合に出場し、打率.293、7本塁打、59打点を記録し、ベストナインとゴールデングラブ賞を受賞する快挙を成し遂げました
しかし、2022年以降は成績が振るわず、若手選手の起用も相まって出場機会が減少しています
まだ若い年齢の彼にとって、再び活躍するためのチャンスは訪れることでしょう
高橋選手には今後の巻き返しに期待したいところです
プロ野球において、甲子園出場経験がない高卒選手がドラフトで上位指名を受けることは珍しいですが、高橋周平選手はその代表例です。彼の成績や経歴からは、優れた才能と厳しい競争の中での成長が見て取れます。今後の復活に期待が寄せられています。
キーワード解説
- ドラフトとは？プロ野球チームが選手を指名するシステムで、毎年行われます。
- MVPとは？最優秀選手に贈られる賞で、特定の大会やシーズンでの活躍を評価されます。
- ベストナインとは？その年に特に優れた成績を収めた選手に贈られる称号です。
- ゴールデングラブ賞とは？守備に優れた選手に贈られる賞で、各ポジションごとに選定されます。
