ヤクルト新加入の青柳投手、イースタンリーグでの先発登板に苦しむ

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2025年8月23日、ベルーナドームにおいて行われたイースタン・リーグの西武対ヤクルト戦において、新加入の青柳晃洋投手(31)が先発としてマウンドに上がりました

移籍後3度目の実戦登板であり、期待が寄せられる中、青柳は4回1/3を投げて8安打6四死球4失点という成績に終わり、結果的に苦しい登板となりました

序盤の失点

試合は青柳にとって厳しい立ち上がりとなりました

初回に無死一塁から平沢選手に右中間へ適時三塁打を許し、早速2失点

続くセデーニョ選手にも中前適時打を浴び、あっという間に2点のビハインドを背負いました

このように試合序盤に連続して失点を重ねることは、投手として非常に厳しい心理状況を生むことになります

レジェンドとの対決

青柳にとって特に注目されたのは、通算481本塁打のレジェンド・中村選手との対決です

彼との対戦はこの日、四回まで3打数無安打という結果でしたが、四回には痛烈なライナーをキャッチするなど、冷静な守備も見せました

降板の経緯

五回には先頭打者に四球を与えた後、適時二塁打を許すなど、さらに失点を重ねました

2個目の四球を与えたところで降板することになりました

これにより、青柳は前回登板と同様の課題である球威や制球に苦しんだことが浮き彫りとなりました

青柳の振り返り

青柳は前回の17日イースタン・楽天戦で最速146キロを計測したものの、3回を6安打3四球6失点という結果でした

この日は「何を言っても結果が6失点なので、そこだけは変わらない」という反省の言葉を残しました

初登板となった10日の2軍西武戦では2回0/3を投げて2失点、4四球を与えましたが、「(10日より)全然いいボールも多かった

いい部分も悪い部分も両方出た」と前向きな部分に目を向けていました

次に向けて

青柳はNPB復帰後の1軍初登板を目指しながら、今回の実戦で明らかになった課題と向き合っています

果たして次の登板でどれだけの成長を見せることができるか、注目が集まります

青柳投手の今回の登板は多くの課題が浮き彫りになりましたが、彼の将来への意欲は感じられます。特に、次回の登板ではどのように成長を見せるのか、ファンとしても期待が高まります。技術を磨き、さらなる成果を上げてほしいです。
キーワード解説

  • イースタン・リーグとは?:日本のプロ野球における二軍のリーグであり、選手が実力を試し、成長する場です。
  • 四死球とは?:四球と死球の合計を指し、投手が打者に対して与えた無料の出塁機会です。
  • 適時打とは?:得点に結びつくヒットのことです。打者が重要な場面で安打を放つことで、チームの得点に貢献します。

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