巨人の井上温大、DeNA戦で今季4勝目をマーク

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◇セ・リーグ 巨人4―1DeNA(2025年8月23日 東京D)巨人の6年目左腕・井上温大投手(24)が23日のDeNA戦(東京ドーム)で今季18度目の先発登板を果たし、6回途中で3安打無失点と好投を見せました

これにより井上選手は、5月21日の阪神戦(甲子園)以来、94日ぶりとなる今季4勝目(7敗)を挙げました

実はDeNA戦では、昨年7月27日(横浜)から4連勝を記録しています

試合後、笑顔でお立ち台に立った井上選手は、囲み取材で「長かったか」との質問に対し、「長い、長かったです」と心情を吐露しました

これまでの苦労を思い返すような言葉が印象的でした

また、井上選手は投球テンポを以前よりも速くすることに注力した結果、好投につながったと語ります

彼は、「前回の登板で投げ合ったピッチャーが村上さんで、投げ終わった後に杉内さんと阿部さんに“村上見とけ”って言われた

やっぱりテンポが凄い良かったので、そこをマネしようと思ってやりました」と振り返ります

村上頌樹投手(27)は、この試合で巨人打線を相手に9回を散発2安打で完封した投手です

井上選手は、内海哲也投手コーチ(43)からも「気持ちだぞ」とのアドバイスを受け、より強い気持ちを持ってマウンドに立てたと実感

彼は「やっぱこうやって勝ちがついて、次の登板も凄い今までよりもポジティブに迎えられる」と自信を深め、次回の登板への意気込みを語りました

今回の試合での井上選手の好投は、彼がしっかりと前回の反省を生かし、他の選手の良いプレースタイルを学ぼうとした結果かもしれません。特に「村上見とけ」というアドバイスは、多くの選手にとって貴重な学びとなることでしょう。彼の成長が今後のシーズンでどのように影響するか、楽しみです。
キーワード解説

  • 投球テンポとは? 投球テンポとは、投手がボールを投げるまでの時間の速さを指します。これが早いと、打者は投球に対して反応しづらくなり、打撃が難しくなります。
  • 先発登板とは? 先発登板とは、試合において初めにマウンドに立つ投手のことを指します。先発投手の役割は、試合の流れを作り、できるだけ多くの回を投げることです。
  • 完封とは? 完封とは、投手が相手チームに得点を許さずに試合を終えることを意味します。これができる投手は非常に評価されます。

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