広島、守備の乱れから中日に連敗し5位転落
<広島2-5中日>◇23日◇マツダスタジアムで行われた試合で、広島は中日に2-5で敗れ、連敗を喫したこの結果、広島はリーグ順位が5位に転落することとなった
試合は初回から守備の乱れが目立ち、失点につながった
初回の乱れが痛打
試合の序盤、1回1死一、三塁の場面で、打者の細川が打席に立つと、広島の捕手坂倉が二塁への送球を試みたしかし、その送球は予想外に高く、遊撃手の大きく上を越えてしまい、三走の岡林が生還
これが先制点となってしまった
続いて、細川には前進守備の二塁手後方に落ちる適時打を打たれ、さらに2点目を許した
坂倉の悪送球以外にも、記録には残らないミスが多く、先発投手の森下を支えることができなかった
打線は反撃するも...
広島は3点ビハインドの3回に中村奨の適時打と小園の犠飛で1点を返すが、その後は4回以降、効果的なチャンスを作ることができなかった終盤には、中継ぎ陣が一発攻勢を受けてリードを広げられる結果となった
森下選手の苦戦
この試合で先発登板した森下は、球団としては12年振りの記録となる14敗目を喫し、日本人選手としては09年の前田(ヤンキース3A)以来の多敗となった広島の守備の乱れが敗戦を招いた試合となった。特に、初回の悪送球は先制点を許し、試合の流れを大きく変えた。打線も一時反撃を試みたが、その後の攻撃が続かなかったのは残念だ。やはり、守備の安定が重要だと再認識させられる内容だった。
キーワード解説
- 悪送球とは?守備の際に、ボールを相手に渡すための投球がうまくいかず失敗することを指します。
- 適時打とは?走者を進塁させることができるヒットのことをいい、得点につながる重要な打撃です。
- 中継ぎ陣とは?試合中に先発投手の後を引き継いで投球する投手たちのことを指し、チームの勝敗に大きく影響します。

