ロッテ、完封負けが今季22度目に達し連敗続く

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<ロッテ0-2西武>◇2025年8月23日◇ZOZOマリンスタジアム 千葉ロッテマリーンズは、23日の試合でも埼玉西武ライオンズに0-2で敗れ、今季22度目の完封負けを喫しました

この完封負けの回数は球団史上最悪の記録となり、今季はさらに連敗を重ねる厳しい状況にあります

サモンズ、粘投も実らず

先発投手のブライアン・サモンズ(30)は6回を投げて3安打1失点という成績を残しましたが、この試合で4敗目を喫しました

初回には、先頭打者の渡部聖に二塁打を許し、次の打者との対戦では警戒していたネビンに中前打を許してしまいましたが、その後は持ち直し、西武打線を抑えました

追加点を許す小野投手

8回にマウンドに上がった小野郁投手(28)は、二つの連打を許し、無死二、三塁のピンチを招きました

長谷川を三ゴロに抑えましたが、渡部聖に右犠飛を浴びて追加点を与えました

打線の不調

ロッテの打線は、西武の先発投手今井の前にわずか4安打で12三振を奪われる苦しい内容でした

このような中で、吉井理人監督(60)は「向こうのピッチャーも素晴らしかったが、うちの作戦が失敗だった」と語りました

エンドラン失敗の反省
6回には、山口航輝外野手(25)が四球で出塁しましたが、池田来翔内野手(25)がエンドランのサインで空振りし、山口が二塁でアウトとなりました

この場面について吉井監督は、「エンドランで空振りは絶対にダメ」と反省を述べ、選手たちには練習を重ねるよう指示しました

分類 内容
完封負け回数 今季22度
球団ワースト更新 過去の記録(21度)を上回る
西武戦の完封負け 今季で7度目
ロッテの完封負けが今季22度に達したことは、球団にとって深刻な問題です。選手たちの打撃力が不足していることが影響しており、監督の指導力も試される時期にきていると言えるでしょう。特にエンドランの失敗は、選手育成の重要性を物語っています。
キーワード解説

  • 完封負けとは?プロ野球において、試合中に得点を全く取れずに負けることを指します。特に、相手チームにピッチャーが強いとこのような結果になることが多いです。
  • エンドランとは?バッターが打撃をする際に、走者が次の塁に進むために指示される戦略です。このサインが出た場合、バッターはゴロを打つことが期待されます。

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