1点リードの9回裏、守護神としてマウンドに立った岩崎は、最初のバッター山田を右飛に打ち取ったものの、その後連打を浴び、さらに代打の増田珠から四球を献上し、わずか1死満塁の状態に追い込まれてしまった
プレッシャーのかかる状況の中で、岩崎は続くバッター太田に対して136キロの直球を投じるも、その球は右翼深くに運ばれ、同点に追いつかれる痛みを味わう結果となった
続けて打席に立った丸山和を空振り三振に打ち取るも、岩崎は試合後、藤川監督に肩を組まれ、優しい言葉をかけられるなど、厳しい表情を浮かべていた
守護神とは、試合の終盤に登板し、リードを守ることが期待される重要な役割を担う投手を指し、試合の勝敗を決定付けることも少なくない
岩崎の経験と実力が試された試合だったが、結果としてはピンチを切り抜けることはできなかった
阪神はこの試合を通じて、試合運びの難しさや、守護神の重圧を再認識する機会となった
今回の試合は、守護神岩崎選手のプレッシャーを実感させる場面が多かったと言えます。打線の援護が薄い中、守備に回っている投手の心理状態は非常に難しいものです。今後もこのような場面が続くと思いますが、いかにして克服していくのかが課題となりそうです。
キーワード解説
- 守護神とは?試合の終盤において、リードを守ることが期待される投手のことを指します。
- 四球とは?バッターが投手の投球を受けて四球を得ると、バッターは無条件で1塁に進むルールです。

