阪神、ヤクルトとの接戦を引き分けに終え、優勝マジックは18に減少

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2025年8月23日、阪神タイガースは東京・神宮球場で東京ヤクルトスワローズとの延長戦に臨みました

このゲームは延長12回までもつれ込む4時間を超える熱戦となりましたが、結果は2対2の引き分けに終わりました

これにより、阪神のリーグ優勝マジックナンバーは18に減少しました

阪神のベテラン左腕、岩崎優投手(34歳)は9回の場面で5番手として登板しました

岩崎投手はこのイニングで、2対1でリードしていたものの、7番の古賀選手、続いて8番の代打・宮本選手に連打を浴び、一死満塁のピンチを招いてしまいます

勝利まであと2アウトの場面でしたが、1番の太田選手の右犠牲フライによって同点に追いつかれてしまいました

その後、岩崎投手は2番の丸山選手を空振り三振に仕留め、サヨナラを阻止します

10回以降に登板したドリス選手、岡留選手、岩貞選手も無失点で抑え、試合は引き分けとなりました

試合後、岩崎投手はチームメートへの感謝を述べ、「後ろのピッチャーも抑えてくれて、みんなで守ってくれて、そこは救われました

また頑張ります」とコメントしました

ただし、岩崎投手は自身のパフォーマンスに対して反省の弁を述べ、1日のヤクルト戦でも同様に9回に同点適時打を浴びたことを振り返り、「この球場ばっかりで、打たれてるバッターも同じですし

何とかしないといけないです」と語りました

試合を振り返る藤川球児監督(44歳)は、「同点で戻ってきているので

1点差は誰が行ってもゼロで戻ってくるのは難しいし

そういうこともありますよ」と淡々とコメントし、選手たちを量り知れないほどの応援で支え続けたファンにもメッセージを届けました

今回の試合は、両チームともに接戦を繰り広げており、特に阪神の岩崎投手はピンチを切り抜ける場面が印象的でした。一方で、同じ場面でのリピートは選手にとって課題であり、次回の対戦でのリベンジが期待されます。覚悟を決めた取り組みが今後の試合に生かされることを願います。
キーワード解説

  • 延長戦とは?試合が規定のイニング終了時に同点である場合に、勝者を決定するために追加で行われるイニングです。
  • 満塁とは?攻撃側のチームが一塁、二塁、三塁のすべての塁を埋めた状態のことで、得点が入りやすい状況と言えます。
  • 犠牲フライとは?打者が飛ばした打球が外野に飛び、外野手が捕球後に帰塁する走者を得点させるためのバッティングのことです。

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