中日・松山がリーグトップに並ぶ34セーブ、3連勝で4位浮上

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◇23日 広島2―5中日(マツダ)中日の松山晋也投手(25)は、23日の広島戦(マツダスタジアム)で今季のセーブ数を34に伸ばし、リーグトップの巨人・マルティネスと並びました

チームはこの試合を5-2で快勝し、3連勝を達成しました

これにより、中日は順位を4位に上げ、3位のDeNAとのゲーム差を2.5とし、クライマックスシリーズ(CS)進出への道を切り拓いています

試合後、井上一樹監督(54)は、救援陣の起用に関して、これまで開幕から回避していた3連投の解禁を明言しました

残り31試合を残す中、中日は総力を挙げて上位を目指す意向を示しています

松山は、9回表3点リードという状況で登板

先頭打者の坂倉を154キロのストレートで三邪飛に打ち取り、その後も155キロの直球で羽月を空振り三振に仕留め、最後はフォークで大盛を一ゴロに打ち取る完璧な投球を見せました

「しっかりできました」と振り返る松山

これで彼は2日連続で三者凡退に抑え、34セーブ目を記録しました

「ライデルと良い勝負ができていることに感謝したい

これを意気に感じて、これからも試合数を重ねていきたい」と語る松山

現在中日を脅かすのは、巨人の抑え投手であるマルティネスです

松山は約1カ月の離脱を経て、この記録に並びました

試合後、井上監督は高らかに「松山の3連投を解除する

勝ちに行くためだ」と宣言しました

ここまでは、救援陣は2連投を上限として使用してきましたが、守護神の上限解除は、チームが勝利を重視する姿勢を示しています

松山自身も、右肘の故障から復帰したばかりです

大阪から移動日だった21日は、マツダスタジアムでの全体練習には参加せず、岡山駅で途中下車して治療院で体のケアに時間を割きました

「できることをやるだけですから」と語り、勝利のための準備を怠りませんでした

松山選手の活躍やチームの戦略には注目が集まります。特に3連投の解禁といった大胆な決断は、勝利を優先する意欲を示しており、ファンにとっても期待感の高まる要素です。松山選手が健康を保ちながら、これからの連戦にどう挑むかが大きなポイントです。
キーワード解説

  • セーブとは?野球において、セーブは投手がリードを保ったまま試合を締めくくることに成功した回数を指します。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは?プロ野球のリーグ戦を勝ち抜いたチームが、優勝を争うプレーオフのことです。
  • 救援陣とは?試合中に先発投手が降板した際に登板し、試合を守る投手たちのことを指します。

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