西舘選手は今年のシーズンに向けて、新しい投球フォームに取り組んでおり、高橋氏はそのバランスに注目し、特にオリオールズに移籍した菅野智之投手の“穴を埋めるような投手”だと期待を寄せています
西舘選手は2023年のドラフトで中大から巨人に入団し、昨年は28試合に登板
1勝3敗1セーブ20ホールド、防御率3.82の成績を収めました
当初は救援投手として起用されましたが、シーズン後半には先発としての出番も増えてきました
今年は先発ローテーションに入ることが期待されています
彼の代名詞ともいえる“高速クイック”は特に注目されていますが、高橋氏は新しいフォームにおいて左足をゆったりと上げるスタイルに変化していることを指摘しました
高橋氏は「足を上げた時の方がバランスが良い」と解説し、高速フォームはパワーを必要とし、肘が上がらなくなるリスクがあることを示唆しました
西舘選手に対し、高橋氏は「まずはローテーションに参加すること、QS(クオリティスタート)を多く達成すること」が重要だと強調しました
彼は潜在能力が高い選手であり、巨人のエースとして長年活躍した菅野選手の後を継ぐ存在になると期待されています
「優勝に貢献できる投手だと思います」と高橋氏はその成長に期待を寄せました
今季、22歳の右腕がどのような成績を残すのか、その活躍に注目です
西舘選手の成長と高橋氏の期待は、巨人の今後を示唆しています。特に、菅野選手の穴を埋められるかどうかが注目される中、新たなフォームへの取り組みが彼の活躍にどのように繋がるのか、非常に楽しみです。
キーワード解説
- ドラフト1位とは?:プロ野球におけるドラフト制度の中で、各球団が選手を指名する際にその年度で最も高い評価を得た選手に与えられる称号です。
- QS(クオリティスタート)とは?:投手が6回以上投げて、自責点が3点以内であることを指し、投手の安定したパフォーマンスを示す指標となります。