中日・高橋宏、広島戦での好投と今後への課題

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【彦野利勝の目】◇23日 広島2―5中日(マツダスタジアム) この試合において、広島の先発・森下は今季の中日戦で5度先発し、全て敗北を喫している

一方、中日先発の高橋宏は、広島戦において3度先発し、全勝を記録している

この日の試合では、中日が序盤からリードを奪い、3点を先取する展開となった

高橋宏は8イニングを投げ、2失点という好投を見せ、中日は広島と入れ替わる形で順位を上げ、4位に浮上した

試合を観戦した中日スポーツ評論家の彦野利勝氏は、「相性というのは、やっぱり出るものですね」と評しながらも、高橋宏には反省点があると指摘した

具体的には、彼が打たれた5本の安打のうち3本がスプリットによるものであったとのことで、「スプリットが落ち切らず、ゾーンに残ってしまった」と問題点を挙げた

広島打線は長打力が乏しいため、結果的には助けられた形となるが、他チームとの対戦では危険な状況を招く可能性もある

また彦野氏は、高橋宏の球種についても言及

「スプリットが主力という印象だが、彼の150キロ後半のストレートがあってこそのスプリットである」と強調し、基本的な投球スタイルの見直しを促した

現在3位のDeNAとの勝差は2.5ゲームとなっており、待望のAクラス入りが視野に入ってきているだけに、高橋宏にはエースとしての責任が問われる

今回の試合では、高橋宏選手が圧巻の投球を見せ、中日が広島に勝利を収めました。しかし、彼の投球には明確な課題が残されており、今後の対戦ではこれを克服する必要があると考えられます。彼がエースとしてしっかりとピッチングできるかが、チームの成績に大きく影響するでしょう。
キーワード解説

  • スプリットとは?:スプリットは、ストレートよりも落差があり、打者にとっては打ちにくい球種です。特に低めに決まることで、バッターは振り遅れやすくなります。
  • エースとは?:エースは、チーム内で最も信頼される先発投手のことを指し、大事な試合に投げることが多いです。エースが試合を支配できるかどうかが、勝利に大きく寄与します。

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