日本ハム・矢沢投手、ブルペンで変化球を投げる新たな挑戦
8月24日、日本ハムファイターズの矢沢宏太投手(25)が、エスコンフィールドで行われた対ソフトバンク戦の試合前にブルペン入りし、変化球を交えた約20球を投げましたこの行動が新庄監督の「秘策」とも言われており、選手の意気込みが感じられました
矢沢選手は23日に首脳陣からブルペンでの投球を提案されたと語り、投球中に「力が入ってきちゃった
どんどんスピードが出てきて、『その辺でやめとけ』って言われました」とコメント
熱のこもった投球を見せました
今季、矢沢選手はこれまで65試合で全て野手として出場し、打率2割4分4厘、1本塁打とまずまずの成績を残しています
入団以来、投打二刀流として活躍し続けてきたが、今年は野手専念を決め、ブルペン入りは約7カ月ぶりとのこと
「1年もやってないので急には無理ですけど、ちょっとずつ準備を始めています」と意気込みを語る矢沢選手
現在、救援陣は宮西尚生投手(40)と河野竜生投手(27)が登録抹消中で、残る左腕は上原健太投手(31)のみの状況です
今回の矢沢投手のブルペン入りは、ただの練習ではなく、チームの状況を考えると非常に重要な意味を持っています。投手陣が厳しい状況にある中での彼のチャレンジは、チームにとっても明るいニュースです。また、打者としても結果を残している彼に、投手としても期待が集まることは自然な流れとも言えるでしょう。
キーワード解説
- ブルペンとは?投手が試合前や試合中に投球練習を行う場所のことです。ここでの投球は、選手のコンディション調整や新しい投球スタイルの試行に使われます。
- 変化球とは?ボールの軌道を変えるように投げる球種です。ストレート以外の球が変化することで打者を惑わせる効果があります。
- 二刀流とは?野球選手が投手と野手の両方の役割を担い、両方で活躍するスタイルを指します。このスタイルは非常に難易度が高く、選手は特別な技術と体力が求められます。

