広島カープ、2027年シーズンに向けた高校生選手のスカウト活動を本格化

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広島東洋カープは2025年8月24日、市内の球団事務所でスカウト会議を開催し、次期のドラフトに向けての準備を進めている

この日は、高校生の指名候補リストの絞り込み作業がメインテーマとなっており、約20人の高校生指名候補の映像を確認することから始まった

会議では、選手たちのパフォーマンスを評価した後、同世代の候補を25人まで厳選

特に注目を集めたのは、今夏の甲子園大会に出場した健大高崎高校の石垣元気選手で、上位指名候補に名を連ねている

指名候補の絞り込みには、選手の投球スタイルや打撃成績、さらにポジションへの適応能力が重視された

さらに、注目すべき点は27年シーズンからのセ・リーグにおける「指名打者制」の採用だ

この制度は、チーム戦略に大きな変化をもたらし、これまで主に投手が占めていた打順に非投手を起用することが可能になる

このことから、広島のスカウト陣では投手と野手のバランスを考慮した選手選びが進んでいる

田村スカウト部長は、「もちろん、再来年のことですけど、特徴のある選手は今後、必要になってくる気はしています

」とコメントしており、次回の会議では大学生や社会人も含めた全体のリスト絞り込みを行う予定だ

会議は9月下旬に開催される予定で、今後の活動が注目される

広島カープのスカウト会議は、チームの将来を見据えた重要な活動である。特に新たに採用される指名打者制は、選手起用に多様性をもたらし、戦略面での改革を促進する。今後も若手選手の発掘と育成に注力することが求められるだろう。
キーワード解説

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