楽天、オリックスに連敗 則本昂大の先発に課題残る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇24日 楽天2―3オリックス(楽天モバイルパーク宮城) 2位から4位に転落した楽天は、3位オリックスとの直接対決で際立った連敗を喫し、シリーズを1勝2敗で終えた

この結果により、両チームのゲーム差は「4」に広がった

ブルペンデーで挑んだ楽天

楽天は「ブルペンデー」と名付けた救援陣を中心にした戦略で試合に臨んだ

ブルペンデーとは、先発投手を持たずに複数の中継ぎ投手を用いて試合を進めるスタイルのことだ

この日の先発は則本昂大投手(34)が684日ぶりに任され、期待が高まった

しかし、彼は2イニングの投球で50球を要し、4安打2失点と不調を露呈した

これにより、自身4敗目(通算3勝)を喫してしまった

則本選手の振るわないパフォーマンス

試合の立ち上がりから苦しんだ則本選手

初回は併殺崩れの後、中川圭太選手に中越えの先制二塁打を許し、さらに2回では広岡大志選手に適時打を許すなど、早々に2点を失った

試合後、則本選手は自身のパフォーマンスに対して、「良くはなかったかなと思うけど、それでも抑えないといけない

追いかける展開にさせたのは申し訳ない」と振り返った

監督のコメント

三木肇監督は、則本選手の状態についてフォローしつつ先の課題を示唆した

「いろんなことがある中で、今日はこういう形になったというところだから、本人も難しかったでしょうしね」とし、次回の登板までに調整が必要だと強調した

今後の起用について
則本選手は昨季に先発から抑えに転向し、今季は16セーブを挙げる活躍を見せたが、今回は先発としての起用でした

今後の起用法について、監督は「今後また検討します」と慎重な姿勢を示し、石井貴投手コーチも「まだ未定で、決まったら言います」と語るに留まった

この記事では、楽天がオリックスに連敗したことを報じています。特に則本選手の先発としての振るわないパフォーマンスが目立っており、今後の彼の起用法についても注目が集まっています。監督のコメントからも、選手の調整が必要であることが伺えます。
キーワード解説

  • ブルペンデーとは?:先発投手を用いず、複数の中継ぎ投手で試合を進める戦略のこと。
  • 適時打とは?:特定の場面で得点に繋がるヒットのこと。
  • セーブとは?:試合で勝利を収めたときに、投手が果たす重要な役割の一つで、試合の終盤に登板し、リードを守ることを指す。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。