プロ野球・巨人の大勢投手が中継ぎ転向の苦労と調整法を語る

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日本テレビの「Going!Sports&News」が8月23日に放送され、読売ジャイアンツの大勢投手(26)がVTR出演し、自身の役割変更についての苦労や調整法を明かした

役割の変化とその影響

大勢選手は、2021年のドラフト1位でジャイアンツに入団し、チームの守護神としてこれまで通算80セーブを記録してきた

しかし、今季からは中日の守護神であるライデル・マルティネス投手(28)が加入したことで、主に8回を任されるセットアッパーに役割が変更された

これにより、昨年までの抑えから中継ぎに転向することになった

中継ぎの難しさ

大勢選手は、中継ぎに回ったことでの準備の違いや、その苦労を明かした

「肩をつくる回数は増え、球数をどうするかが大変だった」と振り返り、シーズンの初めには不安が募りすぎてブルペンでの練習球数が増えてしまうこともあったという

新調整法の導入

そこで、今季から大勢選手はプライオボールという重いボールを使用することで状態の向上を図っている

このボールを使うことで肩の準備が早く整い、ブルペンでの球数を減らせる効果が期待できる

緊急登板への考え
中継ぎ投手は急にマウンドに上がることが多いが、大勢選手は「緊急登板は自分の責任ではない」と笑顔で語り、気楽に投げることを心がけていると語った

夏バテ対策と結果への意気込み

夏場には「チャンスだ」と語る大勢選手

みんながバテてくる時にこそ結果を出す選手こそが一流だと考えている

夏バテ防止法として、お湯に入った後に冷水に浸かる交代浴や、クーラーを使った睡眠などを実践し、体調管理に努めている

巨人の大勢投手が中継ぎ転向に伴う苦労や調整法について語る姿は、プロ野球選手の厳しさや努力を感じさせるものでした。彼が新しい技術を取り入れ、挑戦している姿勢は、多くのファンに力を与えることでしょう。特に、夏場の厳しい気候においても、体調管理を徹底し結果を求める姿勢は、選手としての成熟を感じさせます。
キーワード解説

  • 中継ぎとは?:試合中に途中で投手を交代する際に投げる投手のことを指します。
  • セットアッパーとは?:試合の勝利を目指して、抑え投手の前に登板し、リードを守る役割の投手を指します。
  • プライオボールとは?:通常の野球のボールよりも重いボールで、投球練習や肩のトレーニングで使用されることが多いです。
  • ブルペンとは?:試合中に投手がウォーミングアップをするためのエリアのことです。
  • 交代浴とは?:熱いお湯と冷たい水を交互に浴びる方法で、血行をよくするために行われます。

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