日本ハム・宮西投手、イースタンリーグで連続無失点を達成！復調の兆し見える
◆イースタンリーグ 日本ハム３－４巨人（２４日・鎌ケ谷） 日本ハムの左腕投手、宮西尚生（みやにしなおき）選手（４０歳）が、イースタン・リーグにおける巨人戦で見事なパフォーマンスを披露した６番手として登板し、1回を1安打1奪三振、わずか7球という少ない投球数で無失点に抑えたことにより、2軍降格後の試合で3試合連続無失点を記録した
宮西選手は自己の状態について「力みが取れて、状態はすごくいい
自分の頭の中のイメージと体の動き、結果がマッチしてきている」と述べ、明るい展望を示した
今季は24試合に登板し、1勝1敗11ホールド、防御率は1.72という優れた数字をマークしているものの、8月1日に今季初の登録抹消を経験した
新庄剛志監督は宮西選手に対し、「ストライクを取ってほしい
宮西くんなら真っすぐのキレを取り戻してくれると思う」と、期待の言葉をかけながら再調整を命じていた
降格後、宮西選手は「ファームはトレーニングする場所」と自己に言い聞かせ、登板日であってもポール間走を行うなど地道に体力を鍛え直している
この試合での最速は139キロを計測し、チェンジアップを駆使して空振り三振を奪うなど、順調な復調の兆しを見せた
「体のキレも普通のレベルには戻ってきている」との手応えを語った
チームはこの日、首位のソフトバンクにサヨナラ勝ちを収めており、ゲーム差はわずか0.5に迫る
宮西選手の復活がチームにポジティブな影響を与えることが期待される
宮西選手の復調は、彼にとっても日本ハムにとっても嬉しいニュースです。特に、彼が若手選手への指導役としてもチームに貢献できる可能性が高まり、今後の動向が注目されます。彼の経験豊富な技術と安定感は、プレーオフ進出に向けて重要な要素と考えられます。
キーワード解説
- 宮西尚生とは？：日本ハムに所属する左腕投手で、エースとしての地位を確立した経験豊富な選手。様々な投球術を駆使し、特にストレートやチェンジアップが持ち味。
- イースタンリーグとは？：プロ野球の二軍リーグで、若手選手や故障からの復帰を目指す選手が参加。選手の成長と調整の場として重要な役割を果たす。
- 防御率とは？：選手が1試合あたりに与える自責点の平均を示す指標。防御率が低いほど投手が好成績を収めていることを意味する。
- ホールドとは？：試合をリードしている状況で、リリーフ投手が自らの登板時に失点をせずに試合を終えること。リリーフ投手の活躍を示す重要な指標。
