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日本ハム・万波中正がグラブ工場を訪問、守備への思いを新たにする

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プロ野球日本ハムの外野手、万波中正(24)が5日、兵庫県たつの市にあるグラブ工場「ONE4ALL」のブランド「ワンオブジアンサー」を訪れた

この訪問は万波にとって初めての体験で、グラブがどのように製造されるのかを一から学ぶことができた

工場見学を終えた彼は「今までどんな工程を経て形になっているか見当もつかなかったので、めちゃくちゃ楽しかった

作る側の方の思いに触れられた

すごくいい経験になりました」と感想を語った

守備へのこだわり

万波は打撃だけでなく、「守備でもチームに貢献したい」と常々意識している選手だ

プロ6年目に突入した昨季は、広大な守備範囲と堅実な肩の強さで、両リーグの外野手の中で最多となる11補殺を記録するなど、その存在感を示している

連続受賞のゴールデングラブ賞

万波は「ワンオブジアンサー」とアドバイザリー契約を結んでから1年目の昨シーズン、2年連続でゴールデングラブ賞を受賞したことを特に喜んでいる

「メーカーを変えた1年目だったのでゴールデングラブはめちゃくちゃ取りたかった

ワンの人たちに対してのゴールデングラブというところで思いが強かった」と、自身の成果に満足を表現した

グラブへの強いこだわり

工場見学では、万波は自分好みの皮の質感について具体的に語った

「手の感覚で言うと、汗ばんでもないし、乾いてもいない中間ぐらい

皮にコシがあって粘りがある感じ」と、感触を重視する彼のこだわりが表れている

ビッググラブの使用
万波は「高校2年のときからずっと同じ」形の、元日本ハム選手の糸井嘉男モデルのグラブを使用している

このグラブは「外野手用の中でもマックスの大きさ」としており、「極論、グラブがめちゃくちゃ大きいと何でも取れる」と、彼はその特徴を強調した

新興ブランドとの関係

「ワンオブジアンサー」は、日米通算170勝の実績を持つ松坂大輔氏の弟、恭平氏が設立した新興ブランドだ

万波は今後も「ゴールデングラブ賞をずっと取り続けたい」と意欲を示しながら、使用している道具にも注目が集まることを期待している

「一緒に高いところまでいければ」と、二人三脚での成功を熱望している

万波中正選手が自身の守備力向上のため、グラブ工場を訪問したことは、選手としての成長に欠かせない大切な経験であった。このような姿勢が、多くのファンやチームメイトからの信頼を集める要因であると思われる。
キーワード解説

  • ゴールデングラブ賞とは?野球選手の守備力を評価するための特別な賞で、投票によって選出される。特に守備が優れた選手が受ける栄誉である。

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