その前回の試合では、今村猛が保持していた115ホールドに並び、記録更新が期待されている
今季、島内投手は50試合に救援として登板し、26ホールドを記録し、フル回転でブルペンを支えている
「8回の男」としての役割
島内投手は、特に「8回の男」としての存在感が光るここ3年間で50試合以上に登板し、チームにとって欠かせないピースとなっている
彼は、「一勝の重みが増す中で、逆転や追いつかれた際のチームへの影響を重く感じている」とコメント
セットアッパーの役割を強く意識し、チームの流れを止めないよう努めている
安定したパフォーマンス
最近2試合で失点が続いたものの、54試合に登板している今季は、3勝1敗、26ホールド、1セーブを維持し、被打率は昨季の・218から・164に改善されたこの数値の改善には、特に右打者に対する抑え込みが効いていることが背景にある
投球改革の効果
島内投手の躍進の裏には、彼自身の投球スタイルの改革があったキャンプから取り組んできた新しい直球の握りにより、球速は常時150キロ台中盤に達するようになった
この新しい握り方では、球がシュート回転しづらくなり、打者にとって恐怖の球となっている
精神面の成長
島内投手は、「毎試合のミスも許されない気持ちで投げている」と語るリリーフとしての役割は、日によって気持ちに波があるものの、自己管理で集中力を維持する意識が高まり、心技体の充実感を得ている
レギュラーシーズン残り30試合で、その力を発揮していく意欲を見せている
島内颯太郎投手の躍進は、技術的な向上にとどまらず、精神面での意識改革も影響していることがわかります。彼の新しい直球の握りや安定した投球成績は、チームにとって非常に頼もしい存在であり、今後の活躍にさらに期待が高まります。
キーワード解説
- ホールドとは?:ホールドはリリーフ投手が試合の終了までにチームのリードを守るための条件を満たした時に与えられる記録で、これによりピッチャーの貢献度を示します。
- セットアッパーとは?:セットアッパーは試合の後半、特に8回に登板し、クローザーが登板する前に試合の流れをつかむ役割を担うリリーフ投手のことを指します。

