広島カープの坂倉将吾、復調なるか?送球技術向上に全力を注ぐ

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広島東洋カープが、8月24日の中日戦において5-4で勝利し、再び4位に浮上した

この試合では、3回に末包選手の11号2ランなどがあり、先発投手の常広選手が6回途中で3失点を記録し、今季初勝利を収めた

チームはAクラス入りを目指し、選手の復調に向けた取り組みが進行中である

特に注目される選手が、坂倉将吾捕手(27)である

昨季のオフシーズンには、日本代表として7試合出場し、打率4割4分4厘を記録した坂倉選手だが、今季は成績が低迷している

現在の打率は2割3分9厘、3本塁打、24打点であり、守備面でも期待に応えていない状況が続いている

坂倉の守備問題と送球難

特に盗塁阻止率は、昨季の3割8分5厘から1割8分5厘へと大幅に低下し、他球団から狙われることが多くなっている

今月の阪神戦では先発を外れ、直近のDeNA戦では4盗塁を許すなど、厳しい状況が続いている

試合後には坂倉選手自身が「僕が悪い

迷惑をかけている」と責任を感じているとコメントし、重い心情を明かした

首脳陣のサポート体制

それに対し、首脳陣は坂倉選手の再生に向けて早急に対策に取り組んでいる

試合後には石原バッテリーコーチとともに送球技術の映像を確認し、自身の過去と現在の体の使い方を再確認

さらに、当日の試合前には、防具を装着し、送球の練習に多くの時間を費やした

選手間のコミュニケーション

この取り組みには、石原コーチだけでなく、捕手出身の藤井ヘッドコーチも密接に関与している

藤井コーチは、投げすぎて試合で投げられなくなることを警戒しつつも、捕球時のボールの握り替えなど細かな部分に対してのサポートを続けている

今後の期待
坂倉選手の7、8月の月間打率はともに1割台と低迷しており、守備での悩みが打撃にも影響を及ぼしていると考えられる

新井監督も、シーズン最終盤に向けて坂倉選手が本来の力を取り戻せるよう多方面からのサポートを行っていく意向を示している

坂倉選手の再生に向けた取り組みは非常に重要であり、広島カープの今後の戦績にも影響を及ぼす可能性があります。選手本人の努力だけでなく、首脳陣の支援も大事で、特にコミュニケーションが成果につながることを期待したいです。
キーワード解説

  • 捕手とは?:チームの守備を指揮し、投手と連携してゲームを進める選手のこと。
  • 送球とは?:捕手がボールを投げて、塁にいる走者をアウトにしようとするプレーのこと。
  • 盗塁とは?:走者が投手の投球時に次の塁へ走り、塁を奪おうとする行為のこと。

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