プロ野球セ・リーグの最新情報:8月19日から24日の振り返り
先週のプロ野球セ・リーグでは、各球団の入れ替えとファーム情報が注目を集めた以下、球団別に振り返ってみる
阪神タイガース
阪神では、先発投手のデュプランティエが下肢の張りにより、19日の試合を欠場これを受けてビーズリーが緊急に先発し、力投を見せた
また、高卒3年目の外野手・井坪が初昇格し、初打席でプロ初安打を記録
24日には左の中継ぎとして島本と富田の2人が昇格した
2軍では、昨年4月にトミー・ジョン手術を受けた下村が順調に再起を果たしている
読売ジャイアンツ
巨人は、腰痛で離脱していた吉川が22日に1軍に復帰DeNA戦で「5番二塁」として初戦にスタメン出場し、好調を示した
さらに、右尺骨茎状突起の不全骨折から回復した浅野も1軍合流を果たし、阿部監督はスタメン構成に悩む喜びを語った
横浜DeNAベイスターズ
DeNAでは、筒香がファームゲームで内野オプションを試し、三塁と一塁守備に挑戦三浦監督は、1軍での起用可能性に言及した
また、山崎が2軍で無失点を記録し、約3カ月ぶりに1軍に昇格することとなった
広島東洋カープ
広島の森下は、150回以上の投球を記録したが、右肩の張りで出場選手登録を抹消今後はリハビリに専念し、先発枠は中継ぎ陣からの起用を検討するとのこと
中日ドラゴンズ
中日は、ベテランの大島と助っ人ロドリゲスが1軍昇格ロドリゲスは、広島戦で延長11回の決勝打を放つなど存在感を示した
2軍では、鵜飼が2試合で5安打をマークし、村松も安打を重ねている
東京ヤクルトスワローズ
ヤクルトは、山田が下半身の張りにより25日に登録抹消青柳は3度目の登板で苦戦し、安打を許した
アビラは夫人の出産のため米国に一時帰国し、石山は巨人戦から復帰した
プロ野球セ・リーグの各チームの動向には、若手選手の成長やケガからの復帰といった喜ばしいニュースが多く含まれている。一方で、選手のケガや状態に起因するチャンスの到来もあり、今後の展開が注目される。特に、若手選手がしっかりと結果を出していくことが、チーム全体の活性化につながるだろう。
キーワード解説
- トミー・ジョン手術とは?肘の内側靭帯の損傷により施行される再建手術で、選手の復帰には時間がかかることが多い。
- 内野オプションとは?選手が本来のポジションに加えて、他のポジションでも起用される可能性を指す。
- スタメンとは?試合開始時に出場する選手のことで、試合の流れに大きな影響を与える重要な要素である。

