今季、主力選手の故障や不調により、一軍と二軍の選手の入れ替えが頻繁に行われ、多くの選手がその舞台を経験している
しかし、開幕から一度も一軍に出場できない選手も少なくない
ここでは、一軍未出場が続く東北楽天ゴールデンイーグルスの弓削隼人選手に焦点を当ててみたい
弓削隼人のプロ入りから現在まで
弓削隼人選手は、左投左打の193cm、105kgの大型選手であり、1994年4月6日生まれだ彼は佐野日大高校から日本大学を経て、2018年に東北楽天ゴールデンイーグルスにドラフト4位で入団した
彼の経歴は、プロ入りとともに注目を浴びた
プロ7年目の苦境
ルーキーイヤーに開幕ローテーション入りを果たしたものの、初年度は8試合の登板にとどまるなど、思うようにいかなかった2020年も同様に2年連続で開幕ローテーションに入ったが、10試合で3勝2敗、防御率5.01と期待に応えられなかった
その後、2022年からは中継ぎに配置転換となり、昨季は自己最多の34試合に登板したものの、2勝1ホールド、防御率5.94という数字に終わった
今季の成績と今後の展望
プロ7年目を迎えた今季は、現時点で一軍登板がなく、実績も振るわない二軍でも28試合に登板し、1勝1敗、防御率4.99と結果が伴わない
弓削選手には、残りのシーズンで結果を残し、一軍への復帰を果たすことが望まれている
弓削隼人選手の苦しい状況は、多くの選手が通る道でもあります。一軍に上がれないことは、選手にとって精神的な苦痛となることが多いですが、同時に成長の機会でもあります。これからの残りのシーズンで彼が持ち味を発揮し、一軍で活躍する姿を見たいと期待するファンも多いでしょう。
キーワード解説
- リリーフピッチャーとは?:リリーフピッチャーとは、先発投手が降板した後に登板し、試合を終えるために投げる投手のことです。試合展開に応じて様々な役割が求められます。
- 防御率とは?:防御率は、投手が1試合ごとに与えた得点の平均値を示す指標で、「防御率=(自責点÷投球回数)×9」で計算されます。この数字が小さいほど、投手の成績が良いと評価されます。
- ドラフトとは?:ドラフトは、プロ野球チームが選手を獲得するための制度で、新たにプロになりたい選手の中から、希望するチームが選ぶ仕組みです。

