阪神・早川太貴投手が先発デビューへ向けて意気込む

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阪神・早川太貴投手(25)が25日、兵庫・尼崎市のファーム施設で行われた投手指名練習に初参加し、27日のDeNA戦(横浜)での先発デビューが見込まれています

育成出身のルーキー右腕にとって、このデビューはチームが優勝を目指す中での重要な機会となります

早川投手は、リーグトップタイの12勝を挙げる東投手との注目の投げ合いに臨むことになります

彼は「DeNAの打者はスイングも特に強いと思いますし、ガンガン振ってくるようなイメージがある

負けないように、僕もしっかりと腕を振って、抑えていけたらなと思います」と意気込みを語りました

早川選手は小樽商業高校を卒業後、北海道・北広島市役所で勤務していた経歴を持つ異色の選手です

育成ドラフト3位で阪神に入団し、7月13日に支配下登録を勝ち取りました

これまで、ファームで16試合に登板し、リーグトップタイの8勝(1敗)、防御率2.82を記録しています

監督の藤川氏は、優勝に向けてマジックナンバー「16」をかけて、若手選手に積極的な起用を行っています

早川選手にとって阪神の育成出身選手が先発登板を果たすのは初のことです

「(優勝が)決まった後に投げるのと、決まる前に投げるのでは緊張感も違う

ここでしっかりと結果を残せれば、チームに貢献できることになると思う」と語り、試合にかける熱意を示しました

彼はミスタータイガースの掛布雅之氏(現OB会長)の背番号「31」を背負い注目を集めています

1軍初登板となった中日戦ではボークを犯すという苦い経験をしましたが、それを糧に1軍の実力を理解し、次のチャンスに活かそうとしています

「いまのところは特に(緊張は)ない

ファームでしっかりとやってきたことが自信になっているのかな」とキャッチボールをしながら、自信を窺わせました

今後、与えられた機会でしっかり結果を残し、チームに貢献することを目指す早川選手の挑戦から目が離せません

阪神・早川投手の先発デビュー準備が着実に進む中で、育成出身の選手が目標を叶える姿が多くのファンに希望を与えています。早川選手は今後、チームの成功にどう寄与するかに注目が集まっています。特に、若手選手がチャンスを得て一軍で活躍することは、ファンにとっても喜ばしいニュースとなることでしょう。
キーワード解説

  • 投手とは?:野球において、プレイヤーがボールを投げる役割を担う選手のことです。試合の流れを大きく左右するポジションです。
  • 育成ドラフトとは?:若手選手を育成するために設けられたドラフト制度で、育成選手として契約し、成長を促すことを目的としています。
  • 支配下登録とは?:育成選手が1軍登録されることを指し、国際的な公式戦に出場する資格が与えられます。

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