阪神・近本光司、FA権取得で球界が騒然
プロ野球の横浜DeNAベイスターズ元ヘッドコーチである高木豊氏（66）が2025年8月25日、YouTubeにて阪神タイガースの外野手・近本光司（30）への大胆予測を発表した近本は8月19日に国内フリーエージェント（FA）権を取得し、今後の動向が注目されている
高木氏は、近本がFA権を行使する場合、複数球団による獲得争いが繰り広げられるとの見解を示した
近本は兵庫県出身で、関西学院大学から大阪ガスを経て、2018年のドラフトで阪神から1位指名を受けて入団
ルーキーイヤーの2019年には、142試合に出場し、打率.271、9本塁打、42打点を記録
さらに、36個の盗塁を成功させ、盗塁王のタイトルを獲得した
翌年以降も主力選手として活躍し、トータルで5度の盗塁王を獲得し、2021年には最多安打も経験している
これらの成績により、ベストナインやゴールデングラブ賞など多くの賞も手にしている
球団の動向と評価
報道によると、阪神球団は昨オフに近本に対して複数年契約を打診したが、近本は「FAを取得していない」として単年契約を選択し、年俸3億7000万円（推定）で契約を結んだ高木氏は「近本は1番バッターとして非常に安定感があり、打率も残せる」と高く評価し、「他球団はぜひとも獲得したい選手だ」と強調した
続けて、高木氏は近本がFA権を行使した際の争奪戦について、「巨人や中日を含むほとんどの球団が獲得を狙うだろう」との見解を示し、阪神は全力で近本を引き留める姿勢があるとのことだ
今後の展望
特に、ソフトバンクも近本に関心を持っているとされており、その動向がさらなる注目を集めている現在のシーズンでは113試合に出場し、打率は.287、135安打、3本塁打、31打点、27盗塁という成績を達成している
これにより、打率はリーグ4位、安打数と盗塁数はリーグトップという素晴らしいパフォーマンスを発揮している
近本本人はFA権の行使について「シーズン中なのでそこまで考えることはない」としているが、FA権行使についての具体的な行動が取られるのが今後の焦点になりそうだ
近本光司選手は、FA権を取得し今後の動向が注目されています。彼の能力は高く評価されており、獲得を希望する球団が非常に多いとされています。シーズン中にFA権を行使するかどうかは彼自身の判断にかかっていますが、近年の実績から見て、多くの球団が注目するのは間違いないでしょう。
キーワード解説
- FAとは？: フリーエージェントは、選手が一定の条件を満たした場合に、自由に契約先を選ぶことができる制度のことです。
- 盗塁王とは？: 盗塁王は、特定のシーズンで最も多くの盗塁を成功させた選手に与えられる栄誉で、走塁の速さや状況判断力が試されます。
- ゴールデングラブ賞とは？: ゴールデングラブ賞は、守備の優れた選手に贈られる賞で、各ポジションで最も守備が上手かった選手に与えられます。
