千葉ロッテマリーンズの早坂響選手、プロ入り2年目で一軍デビュー

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2023年のプロ野球ドラフトで千葉ロッテマリーンズから4位指名を受けて入団した早坂響選手(20歳)

地元千葉県立幕張総合高出身の右腕は、高校2年の秋から投手に転向し、わずか2年で一軍での試合出場を果たした

早坂選手の心境や今後の意気込みをインタビューで伺った

球場の声援が力に

早坂選手は、一軍初めてのマウンドをZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)で体験した際の感想を語った

「幼い頃からロッテの試合を観ていた場所で、プロ選手として立てることができたのは夢のようだ」と述べ、その夢が現実となった喜びを表現した

早坂選手は、高校時代とは異なり、現在は野球が仕事であるため、その姿勢に大きな変化があったと語る

「高校時代は楽しく野球をすることを重視していたが、今は成長や課題克服を常に考えながらプレーしている」と話した

現在の課題

現時点での課題は、変化球の精度とコントロールだ

早坂選手は、コントロールを改善するために短距離からのショートピッチ練習を取り入れ、変化球に関してはボールの握り方などを試行錯誤しながら練習を続けている

早坂選手のプロデビュー

早坂選手は、2023年5月に一軍デビューを果たし、その時の心境について「高まりや緊張感、そして周囲の声援が力になった」と語った

同年7月には再度一軍に昇格し、彼自身の成長を感じる瞬間を迎えた

彼は「自分の持ち味である真っすぐの強さを確認できた」と振り返った

投手転向からの道のり

投手への転向からわずか3年でのプロ一軍デビューは異例であり、その背景には「人とのつながり」が大きいと述べた

幕張総合高での柳田先生との出会いが、彼を投手へと導くきっかけとなった

「柳田先生が『プロを目指せる』と言ってくれたことがなければ、今の自分はなかった」と感謝の意を示した

早坂響選手のインタビューからは、プロ選手としての自覚や成長に向けた前向きな姿勢が感じられました。特に、コントロールや変化球の精度について積極的に取り組んでいる姿勢が印象的です。また、恩師である柳田先生への感謝の念は、早坂選手の謙虚さを物語っており、今後の成長が期待されます。
キーワード解説

  • ドラフトとは?ドラフトはプロスポーツ選手を指名するための制度で、チームが選手を選ぶ際の大会です。
  • 一軍とは?一軍はプロのチームの中で試合に出場する最上位の選手が集まる部隊を指します。
  • 変化球とは?変化球は、投球の際に球の回転やリリースのタイミングを変えることで、球の軌道が異なるボールのことです。
  • コントロールとは?コントロールは、投手が投げたボールが狙った位置にきちんと投げられるかどうかを表します。
  • ショートピッチとは?ショートピッチは、投手がボールを投げる際の距離を短くする練習方法です。

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