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オリックスの新星・寺西成騎、故郷のヒーロー・松井秀喜の教えを胸に入寮

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オリックス・バファローズのドラフト2位ルーキー、寺西成騎(なるき)投手(22歳・日本体育大学)は、7日大阪市此花区の球団施設「青濤館(せいとうかん)」に入寮した

故郷の巨星、松井秀喜(まついひでき)さん(元読売ジャイアンツ、ニューヨーク・ヤンキースなど)の著書『不動心』を大切に持参した

これは、母から前夜に贈られたものだ

寺西選手は、母から「つらいこともあるだろうけど、松井さんの経験を読んで頑張れ」と励まされたと語っている

石川県能美市出身で、松井さんとは同じ地元であり、小学校から高校までの同じ学校に通った

寺西選手は、小学生のころに一度対面したことがあり、「僕も小っちゃかったので、松井さんはホントに大きかった」と回想した

松井秀喜さんは、努力と挫折を乗り越え、メジャーリーグで成功を収めたレジェンドである

松井さんの著書にはその過程が書かれているため、寺西選手は「しっかり勉強したい」と意気込みを語った

彼は「根上町といえば松井さんなので、その存在に近づけるように頑張りたい」と決意を新たにしている

背番号は今季から「18」を背負う宮城大弥投手(19歳)から引き継いだ「13」に決定した

寺西選手は日本体育大学で通算7勝を記録しており、特に3年生の春には最高殊勲選手と最優秀投手に輝いた

さらに、昨年は大学日本代表として二つの国際大会での優勝に貢献した実績も持つ

186センチの長身右腕である彼は、8日から始まる新人合同自主トレに向けて「寮に入れてもらって、あしたから始まるということで今までにない緊張感が来ています」と武者震いを表現した

寺西投手が入寮し、松井秀喜さんの影響について語る姿は、彼の成長に期待を持たせるものである。ひとつのヒーローの教えを通じて、彼がどのように自身のキャリアを築いていくのかが楽しみだ。
キーワード解説

  • 青濤館とは?:青濤館はオリックス・バファローズの若手選手がトレーニングや寮生活を送りながら、プロ野球選手として成長するための施設です。

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