大瀬良は、両軍無得点の5回先頭で右前打を放ち、中村奨選手が左中間二塁打で続いて無死二、三塁とチャンスを作った
ここでファビアン選手が2点打を放ち、三塁走者の大瀬良と二塁走者の中村奨が好走塁でホームを踏んだ
これにより巨人の先発投手である森田がマウンドを降りることとなり、その後の2番手・船迫に対しても4番・モンテロの犠飛によって3点目を奪った
大瀬良は、満を持してバッティングでも攻撃に貢献
実際、この試合では5回2死二塁の場面でも再度右前打を放ち、20年6月以来のマルチ安打を達成した
前の晩には、床田投手が巨人打線を1失点に抑える完投を見せており、この日の大瀬良も5回まで無失点で好投を続けていた
しかし、6回には2安打と捕逸が絡むピンチを迎え、浅野選手の2点二塁打で1点差に詰め寄られる場面もあった
これにより、広島は試合に勝てば6月28日から続く3連勝となる見込みだ
また、同一カード初戦からの連勝が続けば、6月6〜8日の西武戦以来の貴重な連勝となる
広島の選手たちがチーム全体で力を合わせる姿が見えた試合でした。特に大瀬良選手のバッティングは印象的で、投手としてだけでなく打者としても活躍することが、チームの士気をさらに高める要因となるでしょう。
キーワード解説
- マルチ安打とは?:一試合で複数の安打を記録することを指します。通常は2安打以上を指し、選手の攻撃力を示す重要な指標です。
- 犠飛とは?:バッターがフライを打ち上げ、その間に走者が塁を進めることを指します。得点を重ねるために非常に重要なプレーです。

