この試合はベルーナドームで行われ、両チームの接戦が繰り広げられた
試合の流れ
西武の先発投手、与座海人(29歳)は、3回表に五十幡と水谷に連続適時打で2点を先制されるが、すぐに打線が反撃に転じた打撃では、9番に入ったドラフト2位の渡部聖弥外野手(22歳)が、117キロのチェンジアップを捉え、左中間スタンドへ飛ばす同点の8号2ランを放った
渡部聖弥の活躍
渡部聖はこの日、前日の試合で7回無死満塁のチャンスでのミスを取り返す形となり、「打ったのはチェンジアップで、体の軸を崩さずに捉えることができました」と振り返った彼の活躍で西武は流れを取り戻した
勝ち越し点を奪う
続く4回には、同学年の長谷川信哉外野手(23歳)が、逆転となる中前打を放ち、西武がリードを奪取した「打ったのはツーシームで、連打の流れに乗れました」と長谷川は興奮を隠せなかった
与座の投球振り返る
与座は5回1/3を投げ、4安打2失点で5勝目を挙げた「3回に先取点を与えてしまい、投げ急いでしまったが、その後逆転してもらってからは冷静にアウトを取ることを意識した」と冷静な心構えを明かした
今回の試合は、西武が粘り強く逆転勝利を収めたことが印象的です。特に、若手選手たちが重要な場面でヒットを放ち、チームに貢献している様子は今後の試合にも期待が持てます。与座投手のリーダーシップも、リリーフ陣との信頼関係を感じさせるものでした。
キーワード解説
- 逆転勝利とは?:試合で一度リードを失ったチームが、再びリードを奪い返す勝利のこと。
- チェンジアップとは?:野球において、投手が投げる球種で、スピードを落としたボール。バッターのタイミングを外しやすく、効果的。
- ツーシームとは?:投球時にボールの回転の仕方が変わる球種で、バッターにとって難しいボールとされる。

