この試合において、森田投手はプロ初登板となる広島戦で5回途中まで投げ、7安打3失点(自責2)の内容で降板しました
残念ながら、2試合ぶりの勝利を手にすることはできませんでした
試合は雨天のため開始が1時間遅れ、森田投手は、高校日本代表でも同学年の岸田捕手と4試合連続でバッテリーを組みました
初回、森田投手は四球と安打で1死一、二塁のピンチを迎えましたが、この危機を無失点で切り抜けました
続く2回も2安打を浴びましたが、再び無失点
特筆すべきは、2回のピンチで森田投手が記録した150キロの直球を放ち、中村奨選手を三ゴロに打ち取ったことでした
森田投手は2回までに47球を投げてしまいましたが、3回には7球で初の3者凡退を達成し、ベンチに戻ると杉内投手チーフコーチと談笑する場面も見られました
試合は5回表まで0-0の状態で進行しましたが、5回裏に問題が発生します
先頭打者の大瀬良が連続安打を放ち、中村奨選手には左中間への二塁打を許しました
これにより無死二、三塁のピンチに直面し、次の打者ファビアンに左前適時打を許し先制点を奪われました
岸田捕手からのバックホームを受けた際に悪送球が発生し、ファビアンが三塁に進塁
続いて小園選手を遊ゴロに打ち取ったところで森田投手は降板となりました
2番手の船迫投手はモンテロ選手に中犠飛を許し、森田投手の失点は3となりました
試合全体の中で森田投手は4回1/3で打者21人に対して81球を投げ、7安打3失点(自責2)、3奪三振、与四球は1つ、直球の最速は150キロという内容でした
プロ初先発から2連勝を果たし期待を寄せられた森田投手ですが、前回のヤクルト戦(神宮)では5回途中で8安打6失点の初黒星を喫しました
この日は2試合ぶりの白星を目指していましたが、その目標には到達しなかったと言えます
今回の試合では、森田投手が過去の経験をバネに成長を見せましたが、厳しい結果になってしまったことが残念です。しかし、150キロの直球を記録したり、ピンチを無失点でしのいだりした点は評価に値します。今後の試合でのさらなる成長に期待したいです。
キーワード解説
- 自責点とは?投手が自分の投球によって失った点数のことです。
- 直球とは?ピッチャーが最も基本的な球種で、まっすぐの軌道で投げられるボールを指します。
- 奪三振とは?投手が打者を三振に仕留めることを指しており、投手の実力を示す重要な指標です。
- バッテリーとは?ピッチャーと捕手のコンビのことを指します。お互いの信頼が試合の勝敗を大きく左右します。

