広島・島内が球団最多ホールド記録を更新、名誉と感謝の言葉を述べる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
広島東洋カープの島内颯太郎投手(28)が、2025年8月27日の対巨人戦(マツダスタジアム)で、通算ホールド数を116に伸ばし、球団史上最多ホールド記録を更新した

ホールドとは、試合中にリリーフ投手が得点を許さず、勝ち投手の権利を持つ先発投手を援護することを指す

この記録を達成するにあたって、島内は特に意識して投げていたという

試合は緊迫した展開となり、3-2でリードを奪われた8回、島内は先輩である大瀬良大地(34)の後を受けてマウンドに立った

大瀬良はこの試合で6回を投げて2失点の好投を見せ、勝利投手の権利を持った状態で降板

島内は「先輩の勝ちがかかっていたので、絶対に消すわけにはいかないと思って、必死で投げました」とコメントし、最速154キロの直球と鋭い変化球で巨人打線を無失点に封じ驚異的なパフォーマンスを発揮した

試合後、島内は「実感はないんですけど、自分がやってきたことの積み重ねでできたことだと思うので、すごくうれしいです」と喜びを表現

6勝目を挙げた大瀬良と共にお立ち台に上がり、「同じ大学の出身として、非常に誇らしく思います」と感謝の念を述べている

プロ入りから7年、通算307試合目での記録更新は、彼にとって大きな意味を持つ

今回の島内投手の快挙は、彼の努力とチームへの献身が結実した結果です。先輩投手のサポートを意識し、勝利にこだわる姿勢が印象的で、これからのさらなる活躍が期待されます。
キーワード解説

  • ホールドとは?投手が試合中に得点を許さず、勝利投手の権利を持つ先発投手をサポートする役割を果たすこと。
  • リリーフ投手とは?先発投手が降板した後に登板し、試合を締める役割を持つ投手のことを指します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。