広島・大瀬良が奮闘、巨人戦で勝利を引き寄せる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆JERAセ・リーグ 広島3―2巨人(27日・マツダスタジアム) 広島のエース、大瀬良大地選手が6回を投げて2失点(自責点1)という見事な投球を披露した

試合開始は激しい雷雨によって1時間遅延したが、その間、ファンの姿をモニターで見ていた大瀬良選手は「弱音を吐かずに待ってくれたファンに何とか勝利をプレゼントしたい」との思いを語った

大瀬良選手は、投手としての役割だけでなく、9番打者としても存在感を示した

5回には右前打を放ち、3得点の起点となる活躍を見せた

これにより、彼は5年ぶりにマルチ安打を達成し、勝利に大きく貢献した

この試合では、4月30日以来に会沢選手とバッテリーを組んだ

彼は、若手投手・高選手(24歳)のピッチングを参考にしており、「ゾーン内での勝負が求められる」と、巧みな配球で巨人打線に立ち向かい、13試合ぶりに無四球という好成績を収めた

この勝利は、大瀬良選手にとって今季6勝目(8敗)であり、マツダスタジアムでの歴代最多勝利数も50に達した

「これからは、これまで以上に責任をもって勝利を重ねていくしかない」と抱負を語った

チームは巨人に連勝を飾り、6月28日から7月2日以来、約2か月ぶりの3連勝を達成

現在、2位に3.5ゲーム差、3位のDeNAまで1ゲーム差に迫り、7月12日以来のAクラス復帰を目指す状況である

(畑中 祐司)広島の大瀬良選手が巨人戦で見せた活躍は、若手育成とチームの士気向上に貢献しており、エースとしての責任感の表れとも言える。今後の彼のプレーに期待が高まる。
キーワード解説

  • マルチ安打とは?:試合中に2回以上の安打(ヒット)を打つことで、打者にとっての重要な成果の一つです。
  • 無四球とは?:投手が試合中に一度も四球を与えずに投げ切ることを指し、制球力の高さを示します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。