宮西尚生投手、2軍での鍛錬を語る ~新球種に挑戦し、1軍復帰へ意欲を示す~

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日本ハムの宮西尚生投手(40)が27日、自身の連載「勇往邁進(ゆうおうまいしん)」で、自らの状況や心境について語った

特に、8月1日に今季初抹消された理由や、新球種の開発について詳しく述べている

抹消の理由と再調整

宮西投手は、今季初の2軍行きを「納得している」と語り、明確な理由を挙げた

「大きく状態が悪かったわけではなく、ワンポイントや走者を置いた場面での登板が多くなり、力みからズレが生じた」と説明する

例えば、7月27日のロッテ戦で押し出し四球を与えたことも、力の入れすぎからくるズレであると分析している

新庄監督とのコミュニケーション

抹消時には新庄監督からインスタグラムのダイレクトメッセージで、「杉内さんのような投球をイメージして、脱力感からの真っすぐを投げるように」とアドバイスを受けた

この言葉が、宮西投手にとって調整のための明確な課題を提供した

新球種への挑戦

さらに、宮西投手は新球種のカットボールにも取り組んでいる

「変化球が大きく曲がりすぎる特徴があるため、小さな変化のボールにも挑戦している」とのこと

2軍投手コーチの金子コーチと共に、登板ごとに数値を見ながら試行錯誤を重ねているという

若手選手に向けたメッセージ
宮西選手は、ファームで結果を出すだけでなく、心身を鍛え直すことの重要性も強調した

「1軍ではそれ以上のパフォーマンスが必要」とし、若い選手には自分を俯瞰してトレーニングすることを求めている

優勝争いへの熱い思い

最後に、宮西投手は1軍の優勝争いについて触れ、「この時期にチームにいないのは非常に悔しい」と語った

彼は「完璧に抑えて、おいしいところを持っていこう」という強いモチベーションで、自らを追い込んでいると述べた

宮西尚生投手の内容は、彼のプロ選手としての成長と挑戦を強調しています。特に新球種への取り組みや、若手選手へのメッセージは、彼自身の経験から得られる重要な教訓となっています。野球界全体において、個人の努力とチームの協力が必要不可欠であることを改めて考えさせられます。
キーワード解説

  • 抹消とは?選手が一時的に1軍から外れ、2軍での活動を行うことを指します。この期間中に選手は調整を行い、再び1軍に戻る準備をすることが求められます。
  • 新球種とは?投球スタイルに新たな変化球を加えることです。新球種は、打者にとっての脅威を増し、投手にとっては試合での選択肢を広げる重要な要素です。
  • 若手選手とは?プロ野球チームにおいて、経験が浅い選手や年齢が若い選手のことを指します。若手選手はチームの未来を担う存在であり、成長が期待されます。

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