広島と巨人の試合でのクロスプレー判定が引き起こした問題とは

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◆JERA セ・リーグ 広島―巨人(27日・マツダスタジアム) 28日、広島の新井貴浩監督が初回の本塁クロスプレーに対してリクエストを行ったが、判定は覆らなかった

この場面は、初回2死一、二塁で、末包の左翼越えの二塁打により一塁走者の小園が本塁生還を狙った際に、高く浮いた返球を捕手の岸田との接触でアウトとなったものである

リププレイ検証においても判定は変わらず、ファンや関係者からは疑問の声が上がった

コリジョンルールにより、捕手は本塁を守る際に走者との接触がある場合にはルールに従った動きを求められるが、今回のプレーのように接触が発生した際の判断は難しい

この日、試合前のメンバー表交換において両監督は審判団と約2分間の話し合いを行った

前日の試合でもコリジョンに関するプレーがあり、広島が1点リードの9回に巨人のリチャードが一塁ゴロを捕球した際、その後送球されたボールが会沢捕手に渡り、ヘッドスライディングした門脇にタッチを行ったが、その判定もアウトとなり、阿部監督もリクエストをしたものの判定は変わらなかった

審判団は「本来はベースの前に立つべきであり、難しい判断だったが、ベースを空けていた上にタイミングはアウトであったため、判定通りにした」と説明している

このようなプレーを巡る判定は、選手やファンにとっても非常に重要であり、今後の試合でも注目が集まることだろう

今回の広島対巨人の試合では、特に判定が騒がれる場面が多く、審判の判断が試合の結果に与える影響について考えさせられる。監督のリクエストや、選手のプレーを巡る議論が今後の試合でも続いていくことが予想される。
キーワード解説

  • リクエストとは?リクエストは、監督が特定のプレーの判定を審判に再確認するよう求める制度であり、主に重要な局面で使用される。
  • クロスプレーとは?クロスプレーとは、走者と捕手が同時に同じ位置に到達した際に発生する接触プレーであり、判定が難しい局面の一つである。
  • コリジョンルールとは?コリジョンルールは、捕手が本塁を守る際に走者が接触することを制限するルールであり、接触時の安全を目的としたものである。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。