これにより、同一カードでの3連敗も6度目となり、状況は厳しくなってきました
また、今回の敗戦によって鬼門とされるマツダスタジアムでの勝率も11試合2勝9敗となり、首位の阪神とのゲーム差は今季ワーストを更新する16ゲームに広がりました
この試合で先発マウンドに上がった田中将大投手（36）は、日米通算200勝を目指す重要な試合だったはずですが、初回から制球に苦しみました
守備のエラーや自身の暴投も影響し、2回までに50球を要して6安打に2四死球を許し、5失点（自責4）と声をあげずにはいられない内容でした
これは、巨人に移籍してから2度目となる最短KOであり、今季2敗目（2勝）を記録しました
打線は広島投手陣を打ち崩すことができず、5安打で3得点と、得点力不足が目立つ結果となりました
田中将は初回から苦しみ、3安打を浴びて1点を失った後、2回には岸田の6号2ランで逆転を許し、さらなる4失点を重ねてしまいました
特に、先頭の坂倉選手に四球を出し、続く菊池選手と佐々木選手の連打で無死満塁のピンチを迎えましたが、残念ながら遊撃手の泉口選手がファンブルした打球が痛恨のエラーとなり、同点に追いつかれました
打順が一巡し、先頭で田中将の打席が回ったところで、阿部監督は交代を選択
代打として浅野選手を送ることになりました
3点を追う状況でしたが、打線は岸田選手の2ラン以降はつながらず、6回に再び失点を喫し万事休すという状況に
今季6度目となるマツダでの広島戦で同一カード最多となる3度目の3連敗を記録し、首位の阪神と3位のDeNAとのゲーム差が1.5ゲーム、4位の広島との差も2.5ゲームに縮まってしまいました
田中将大選手は、「悔しい結果に終わってしまいました」とコメントし、艱難辛苦の連続が続いていることが伺えます
今回の試合では巨人の田中選手が苦しむ姿が印象的であり、チーム全体の状態も良くないようです。打線の不振と守備のミスが重なり、勝利とはほど遠い結果に終わることが多く見受けられます。チームの再建が急務となるでしょう。
キーワード解説
- 暴投とは？投手が投球でボールを逸らしてしまうことを指します。これにより、相手チームのランナーが進塁することがあります。
- エラーとは？守備側の選手が打球を処理できずに失点を許すことを言います。エラーが発生すると、得点チャンスが相手チームに与えられます。
