これにより、借金は2となった
今回の試合では、日米通算200勝を目指す田中将大投手が先発マウンドに立ったが、誤算が続いた
田中投手はこれまでに日本プロ野球（NPB）で121勝、メジャーリーグベースボール（MLB）で78勝を挙げており、通算200勝達成の期待が寄せられていた
初回、先頭打者の中村将に中前打を許し、続く小園にも右前打を浴びて、無死一、二塁のピンチに立たされた
その後、末包に左越えの適時二塁打を許し、1点を先制された
2回には、キャッチャーの岸田行倫選手が左中間スタンドに飛び込む6号2ランを放ち逆転
しかし、その裏に再び乱れた
先頭の坂倉選手に四球を与え、続く菊池選手と佐々木選手の連打で無死満塁のピンチに
同点に追いつかれた後、中村将の遊ゴロを泉口友汰内野手がはじく適時失策が発生
この後、田中投手自身の暴投が出るなど、4失点を喫し、逆転を許す結果となった
最終的には、田中投手が2回までに6安打を浴びて5失点したため、3回の攻撃で代打・浅野翔吾を送られ降板
日米通算200勝達成は次回以降に持ち越しとなった
一方、巨人の2番手として登板した又木鉄平投手は好投を見せ、3、4回を無失点に抑える
三番手の石川達也投手も5回を無失点で切り抜け、6回には吉川尚輝内野手が左前打で出塁
しかし、ここでも広島との攻防に終始し、終盤に4番手の船迫大雅投手が2ランを浴び、試合は広島の圧勝に終わった
この試合では田中将大選手が期待に応えられなかったことが目立ったが、今後の試合にどのように影響が出るか注視する必要がある。今後の試合で彼がどのように立て直すのかが、巨人のCS争いにおいても非常に重要な要素となるだろう。
キーワード解説
- 日米通算200勝とは？：日本のプロ野球とメジャーリーグでの通算勝利数を合計したもので、選手のキャリアの重要な指標です。
- プロ野球とは？：日本のプロフェッショナルな野球リーグで、セントラル・リーグとパシフィック・リーグの二つのリーグに分かれています。
- CS（チャンピオンシップシリーズ）とは？：プロ野球のプレーオフ制度で、リーグの優勝を決めるための試合です。
