巨人、マツダでの苦境を脱せず連敗継続

◇セ・リーグ　巨人3―8広島（2025年8月28日　マツダ）　巨人が今季5度目の4連敗を喫した

これにより、今季6度目となる同一カード3連敗となり、借金は再び2に

特に鬼門とされるマツダスタジアムでは、今季11試合中2勝9敗と振るわず、首位・阪神とのゲーム差は16に広がり、これは今季最悪の数字となった

田中将大投手（36）は、史上4人目の日米通算200勝を目指し、今季7度目の先発マウンドに上がったものの、初回から制球に苦しんだ

守備でのエラーや自らの暴投もあり、結果的に2回50球6安打2四死球5失点（自責4）という成績で今季2敗目を喫し、巨人移籍後では2度目の最短KOとなった

打線も広島の投手陣を打ち崩せず、6安打で3得点に抑えられた

試合後、阿部慎之助監督（46）は苦しいチーム状況について「連敗を止めるしかない

選手は必死に勝とうとしている

負けは私の責任でいいから、思い切ってやってほしい」と語った

監督との主なやりとり

田中将大投手が200勝目指したマウンドについて

「まあ残念だったけど…」

立ち上がりについての印象

「丁寧にいこうとしてつかまっちゃったし、味方のミスも出た」

次の登板について

「これから考えようかなと思います」

田中将大投手にかかるプレッシャーについて

「ミスが出るのは、みんな必死に勝とうとしているからだ」

苦しいチーム状況について

「とにかく連敗を止めるしかない」

今回の試合で巨人は再び連敗を重ね、特に田中投手の制球力とチーム全体のエラーが目立ちました。阿部監督の責任を感じる発言からは、選手たちへの期待とチームの意気込みが伝わります。このままでは更なる苦境が予想されるため、次回の試合での復活を望む声が高まることでしょう。

キーワード解説

• 連敗とは？：連敗とは、スポーツにおいて連続して試合に敗北することを指します。特にプロ野球では、チームの士気やファンの期待に影響を与えるため、重要な問題です。
• エラーとは？：エラーとは、野球において守備側の選手が打球処理に失敗し、相手に得点機会を与えることをいいます。選手のミスは試合の流れを大きく変える可能性があります。
• 制球とは？：制球とは、投手が投げるボールのコースや位置をコントロールする能力を指します。制球が良ければ、相手打者を抑えやすくなりますが、逆に制球が悪いと多くの失点につながります。