阪神、夏のロードを14勝7敗で勝ち越し!藤川監督が語る甲子園復帰への期待感

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 「DeNA5-4阪神」(28日、横浜スタジアム) 虎の闘志は試合の最終瞬間まで燃え続けた

阪神は9回に3点を追い、まずは1点を返すと、なおも2死二塁の場面で新鋭・高寺が中前へタイムリーを放ち、1点差に縮めた

期待を寄せる横浜の虎ファンの前に代打・近本が登場すると、球場は地鳴りのような歓声に包まれた

しかし、試合は一ゴロで終わり、惜しくも逆転には至らなかった

 試合後、藤川監督は早速気持ちを切り替え、甲子園での久しぶりのホームゲームに期待を膨らませた

「明日から甲子園に戻れるので非常に楽しみです」と満面の笑みを浮かべた

夏のロードの最終戦での3被弾により逆転負けを喫したものの、試合内容には深く言及せず、次の試合に目を向けた

 夏のロードを振り返ると、阪神は14勝7敗1分けという好成績を収め、前回のリーグ優勝時(2023年)以来、2年ぶりに勝ち越しを達成した

特に“球児流マネジメント”は光を放った

この試合では近本をベンチスタートとし、主力選手の積極的な休養を実施

中野や佐藤輝、大山などもベンチスタートとなっていた

これにより、出場機会を得た熊谷や高寺が躍動することができた

 先発陣についても、村上や才木を中心とした“7人制ローテ”で戦っており、余裕を持って試合を進めることができた

ブルペンでは腰に疲労が見えた岩崎を抹消し、途中加入のハートウィグやドリスを利用するしも、勝ちパターンを模索する姿勢が見られた

 また、育成出身ルーキーの早川選手が前夜にプロ初先発初勝利を挙げるなど、夏のロードは収穫の多い期間となった

とはいえ、藤川監督は振り返ることなく、「1年間同じです

ただ、甲子園に戻れるのは非常に楽しみなんです」と述べ、前向きな姿勢を崩さなかった

 長期ロードにおける全8カードに敗北がなく、優勝マジックは111まで減少

さて、甲子園の大観衆の前で宿敵を打ち砕き、優勝モードへ突入する日が待ち遠しい

阪神夏ロードにおける成績

勝ち数 負け数 引き分け数
2023 18 9 0
2017 16 10 0
1968 15 8 0
2013 14 8 0
2025 14 7 1
阪神タイガースの夏のロードでの成功は、チーム運営や選手管理の工夫が大きく影響していると考えられます。藤川監督の積極的な選手の起用や休養の取り方が、選手たちのパフォーマンスを引き出した結果と言えるでしょう。また、甲子園に戻るという期待が選手たちにさらなるモチベーションを与えるでしょう。
キーワード解説

  • 藤川監督とは?プロ野球チーム阪神タイガースの監督で、選手出身。選手としての経験を活かし、チームを指導しています。
  • 甲子園とは?阪神タイガースの本拠地であり、兵庫県に位置する球場。野球ファンにとって特別な場所とされています。
  • ブルペンとは?試合中に投手が投球練習を行う場所で、リリーフ投手が待機する施設です。

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