田中将大、日米通算200勝達成ならず。2回5失点で降板

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(セ・リーグ、広島8-3巨人、19回戦、広島11勝7敗1分、28日、マツダ)日本とアメリカで活躍した選手として名高い巨人の田中将大投手(36)が、日米通算200勝達成を目指して先発マウンドに立ったが、その夢は持ち越しとなった

試合序盤、田中は初回に2死一、二塁の場面で末包の適時打を許し、早くも先制点を献上

直後に、岸田からの2ランホームランで逆転するも、2回には苦しい投球が続き、4点を失う結果となった

特に1死満塁の場面では、泉口の遊ゴロに伴う失策と初球の暴投で相手に勝ち越し点を許すなど、重要な場面での失敗が響いた

田中は2回6安打5失点(自責点4)で降板し、出場選手登録が抹消される可能性が見えてきた

試合後、彼は「本当に悔しい結果に終わりました

自分の細かなコントロールもありますけど、相手のバランスを崩しきれなかったところが大きな要因だと思います」と振り返った

田中は、今月21日のヤクルト戦で5回1失点と好投し、199勝目を挙げたばかり

チームはここに来て4連敗を喫しており、阿部監督も「丁寧にいこうとしたのは分かるんだけど、それで(相手打線に)捕まっちゃった」とコメント

今後の田中の次回登板については「ちょっとこれから考えようかなと思います」と明言を避けた

今回の試合では、田中将が期待された通りの投球ができず、日米通算200勝の夢が持ち越されました。特に重要な局面でのミスが響いた印象があります。監督も彼の次回登板について慎重な姿勢を見せており、今後の彼の活躍に期待が寄せられます。
キーワード解説

  • 日米通算200勝とは?日本のプロ野球とメジャーリーグでの勝利を合わせた通算勝利数のことを指します。選手がこの記録を達成することは、非常に名誉な成績となります。
  • 自責点とは?投手の失点を計算する際に、投手自身の責任による失点を指します。例えば、エラーなどによる得点は自責点には含まれません。
  • 暴投とは?捕手が捕球できないような速い球を投げることを指します。このような場合、ランナーが進塁することができ、試合に大きな影響を与えることがあります。

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