上沢は今年のシーズンで9勝6敗の成績を残しており、4年ぶりの2桁勝利を狙う
有原航平、リバン・モイネロ、大関友久といった同僚投手は既に10勝以上を記録しており、上沢が加わることで「2桁カルテット」が誕生する期待が高まっている
ソフトバンクとしては、2005年以降、杉内俊哉(18勝4敗)、斉藤和巳(16勝1敗)、和田毅(12勝8敗)、新垣渚(10勝6敗)以来、20年ぶりとなる快挙が懸かっている
上沢は自身の成績を超えてチームの勝利を重視しており、「あまりそこは意識しないで、自分ができることをやって、チームが勝てればいいなと思います」とコメントしている
現在、ソフトバンクはリーグ戦の首位に立ち、日本ハムと1ゲーム差をつけている
シーズンの後半戦を戦う中で、上沢は「こういうシーズンの後半を送れるのは幸せなことです
こういう緊張感でやるのがプロ野球選手にとってはいいことだと思います
楽しみながらやれることをしっかりやりたい」と意気込んでいる
上沢投手が29日のロッテ戦で2桁勝利を狙うことは、個人としての成績だけでなく、チーム全体の士気を高める要素にもなります。また、4人の投手が10勝を達成すれば、20年ぶりの快挙となり、ファンにとっても楽しみな展開です。上沢選手の意気込みからも、チームとしての勝利を重んじる姿勢が伺えます。
キーワード解説
- 2桁勝利とは?プロ野球においてピッチャーが1シーズンに達成することが望ましいとされる勝利数で、通常10勝以上を指します。
- 首位とは?リーグやトーナメントなどで最も順位が高い立場を指します。通常は勝ち点や勝率で決まります。
- 緊張感とは?精神的なプレッシャーや期待から来る緊張の状態のこと。選手にとってこの状態は、パフォーマンスを向上させる要素となることがあります。

