試合は2-2の同点から、七回に3番・内山の適時二塁打で一時勝ち越したが、直後に逆転を許した
高津臣吾監督(56)は試合後の会見で「終盤、あそこまで行ったら、逃げ切らなきゃいけないでしょうね」と悔いを示した
1点リードの七回には、防御率が0点台を誇る大西をマウンドに送り出し、勝利を目指した
しかし、大西は制球を乱し、3四球を与えてしまい、2死満塁のピンチを招く
その後、後を継いだ荘司(セガサミー)が上林に逆転2点打を浴び、試合がひっくり返ることとなった
大西はこの試合で2敗目を喫した
高津監督は「私もリリーフをやってきたので、気持ちは分からんでもない」と大西の四球について理解を示しつつも、「8、9番の代打に四球は勝手に打線の中心に回っていく
ストライクを投げてほしかった」と選手に対する苦言を呈した
これにより、今後の起用方針やチーム全体の課題が再浮上することとなった
今回の試合は、ヤクルトにとって非常に厳しい展開となりました。特に防御率が高い選手を投入しても、試合を逃げ切ることができなかったのは、大きな痛手です。また、リリーフ陣が安定しない中で選手交代が難しい状況を示しており、監督の苦悩も理解できます。
キーワード解説
- 防御率とは?:防御率は、投手がどれだけ得点を許さなかったかを示す指標で、低いほど良い成績を意味します。
- リリーフとは?:リリーフは、先発投手が降板した後に投げる投手のことで、試合の流れを変える役割を担います。

