ロッテ・山本大斗、オールスター出場も後半戦で打撃苦戦

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「いや〜ダメですね

この1、2ヶ月は本当にもったいないなと思います」と語るのは、ロッテの山本大斗選手

今季、チームトップの11本塁打を記録しているものの、ここ2ヶ月の成績に納得がいかない様子だ

山本選手は交流戦で12球団2位タイの5本塁打を放ち、そのうちの一つは7月5日のオリックス戦において、初回の第1打席で122キロのチェンジアップを捉え、レフトスタンドに運んだ

この一撃は9号の2ランホームランとなり、続く第2打席では136キロのカットボールを左中間スタンドに叩き込み、10号ソロを記録した

この試合で、彼は球団の育成出身選手として初めて、シーズン2桁本塁打を達成した

さらに7月16日、山本選手はプラスワン投票で『マイナビオールスターゲーム2025』への初出場を決定

オールスター第2戦の初回には、村上頌樹投手から左中間への適時二塁打を放ち、オールスター初ヒットを先制タイムリーとして記録した

「いい当たりになってよかったです」と喜びの声を上げた

しかし、シーズン後半に入ると山本選手は打撃に苦しみ、16試合で打率.158(57打数9安打)、1本塁打、1打点と低迷している

交流戦中に取材を受けた際、彼は「課題はボール球に手を出してピッチャーを助けること」と語っており、現在も「できたり、できなかったり」と自分の状態を振り返った

ピッチャーの配球も変わってきたと感じる山本選手は、「ストライクゾーンのギリギリで攻められるようになった」とコメントし、ボール球に出てしまう自分を反省した

「サブローさんに付き合ってもらって、朝からずっと打っているので、少しずつ結果を出したいと思います」と練習に励む姿勢を見せつつ、「こういうスランプはこれからもあると思うので、どのように調子を戻すかが重要」と前向きな姿勢を保っている

「残りの試合も少ないですが、チームはまだ諦めていないので、自分のベストコンディションで、その日のベストを出したいです」と、長距離打者としての期待を背負う山本選手

課題を克服し、来季へつなげる活躍を遂げてほしい

山本大斗選手にとって、オールスター出場は名誉ですが、後半戦の打率低下は頭の痛い問題です。ボール球への反応やピッチャーの配球変化に苦しむ中で、彼の前向きな姿勢が印象的です。来季に向けた成長を期待したいと思う一方で、チームの勝利にどれだけ貢献できるかが今後の課題として浮かび上がります。
キーワード解説

  • 本塁打とは?:野球において、バッターがボールを打って一周してホームベースに戻ることを指し、得点が入る最も効果的なプレーです。
  • 交流戦とは?:日本のプロ野球において、セ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する期間です。毎年6月に行われ、多くのファンが注目します。
  • オールスターゲームとは?:プロ野球選手が選ばれ、セ・リーグとパ・リーグの選手が対戦する大規模なイベントです。ファンの投票で選ばれた選手たちが集結します。
  • 打率とは?:打率は、選手が試合でヒットを打つ確率を表す指標で、安打数を打数で割った数字で算出します。

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