NTT西日本、三菱重工Eastを破り都市対抗野球大会初戦を制す

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第96回都市対抗野球大会が8月28日(木)に開幕し、初日はナイター形式の試合が1試合のみ予定されていた

昨年の大会で優勝した三菱重工East(横浜市)が登場し、36回目の出場となるNTT西日本(大阪市)との対戦が実現した

三菱重工Eastでは、前回大会で橋戸賞を受賞した左腕投手・本間大暉(30歳)が先発

彼は防御率や奪三振率の向上が期待されるピッチャーであり、チームの大黒柱としての役割が期待されている

一方、NTT西日本は36歳の右腕・濱崎浩大が先発

本試合は経験豊富な二人の投手が先発のマウンドに立ち、緊迫感のある戦いが繰り広げられた

試合が進む中、両投手ともに持ち味を発揮し、引き締まった投手戦が展開された

本間は5回を無失点に抑えた後、2番手の長島彰と交代し、濱崎も6回まで相手打線を封じ込めていた

試合は0-0のまま進行していたが、9回表に突如として均衡が破られる

NTT西日本は6番・中村篤人がライト前安打で出塁し、続けて7番・北條史也がレフトへ2ラン本塁打を放ち、試合を優位に進めた

特に北條は阪神タイガースでの長いキャリアを持ち、三菱重工Westからの補強としての活躍が目立った

しかし、三菱重工Eastも反撃

9回裏、一死から6番・中山遥斗がレフト前安打で出塁し、さらに代打の印出太一も続いた

8番・対馬和樹がタイムリー安打を放ち、勝負どころの1・2塁のチャンスが訪れる

しかし、9番・川久保瞭太が三塁へのゴロで併殺に倒れ、試合はNTT西日本の勝利で幕を閉じた

最終的に試合結果は、NTT西日本 2-1 三菱重工Eastとなり、前回大会王者を撃破した

試合結果 NTT西日本|0 0 0 0 0 0 0 0 2|2 三菱重工East|0 0 0 0 0 0 0 0 1|1
投手 NTT西日本:濱崎浩大、渡邉友哉、大江克哉 三菱重工East:本間大暉、長島彰、野中太陽
本塁打 三菱重工East:北條史也(2ラン)
今回の試合は、両チームのピッチャーが素晴らしい投球を見せたにもかかわらず、打撃陣の奮起でスコアが動くという展開が印象的でした。特に9回表の北條選手の本塁打は勝利に大きく貢献しました。
キーワード解説

  • 都市対抗野球大会とは?:全国各地の企業チームが競い合う野球大会であり、社会人野球の頂点を決める大会とされています。
  • 橋戸賞とは?:社会人野球の年間最優秀選手を表彰する賞で、選手の活躍を称えるものです。
  • 投手戦とは?:両チームの投手が拮抗し、得点が少ない試合展開のことを指します。

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