阪神、巨人戦で苦しみ連敗 主軸が抑えられマジック減らしに失敗

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<阪神3-4巨人>◇29日◇甲子園 阪神が連敗を記録し、マジック減少のチャンスを逃した

阪神は長期ロードで14勝7敗1分けの成績を収めたが、本拠地に凱旋した試合では、主力選手が巨人の継投に抑え込まれる苦しい展開となった

この試合では、28日のDeNA戦(横浜)でのベンチスタートを経て復帰した近本光司外野手(30)がスタメンに入ったが、期待した起爆剤とはならなかった

阪神打線は巨人先発の山崎に対して5安打1得点に留まり、5回には先発の大竹耕太郎投手(30)が満塁の場面で適時打を放って同点に追いついたが、その後の得点が続かなかった

8回には、巨人の大勢投手から森下翔太外野手(25)と佐藤輝明内野手(26)がソロ本塁打を放ち、1点差まで追い詰める意地を見せたが、結果は惜しくも連敗となってしまった

投手陣のパフォーマンスに目を向けると、大竹は初回から5回まで3安打1失点と好投

しかし、6回に入ると突然崩れてしまった

1-1の同点の場面で、泉口、岡本に連打を許し、続く岸田にはカウント3-2からの四球を献上した

この際、捕手の坂本がベンチへサインを送り、安藤投手コーチとトレーナーがマウンドに向かい、大竹は指を気にするそぶりを見せながらベンチへ下がり治療を受けた

その後、藤川球児監督(45)は緊急登板を命じ、ラファエル・ドリス投手(37)がマウンドに上がったが、初打席のキャベッジに右中間フェンスを直撃する二塁打に仕留められ、大竹が残した3人の走者全員がホームインする結果となった

今回の試合は阪神にとって厳しい結果となりました。主力選手が巨人の継投に抑えられ、得点機を活かせないまま連敗を重ねる結果となりました。投手陣は良い場面もありましたが、重要な場面で崩れてしまったのが響きました。チームがどのように立ち直るか、次の試合に向けての戦略が期待されます。
キーワード解説

  • マジックとは? マジックは、優勝を手にするために必要な勝利数を指す言葉です。特に各チームの勝利と他チームの敗北数によって算出されます。
  • アベック弾とは? アベック弾は、同じチームの選手が同じ試合で二人以上が本塁打を打つことを指します。これによってチームの士気が高まることが期待されます。
  • 満塁とは? 満塁は、攻撃側のランナーがそれぞれの塁に一人ずついる状態を示し、得点のチャンスが大きくなる状況です。

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