DeNAがシーソーゲームに敗北、Bクラス転落の危機に直面

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<DeNA8-9中日>◇29日◇横浜 横浜DeNAベイスターズが中日ドラゴンズとの激しい打撃戦に敗れ、セ・リーグの順位が大きく揺れ動くこととなった

この結果、DeNAは4位だった広島東洋カープに並ばれ、さらに5位中日とも1.5ゲーム差に迫られ、2023年7月9日以来約1ヶ月半ぶりのBクラス転落危機に直面している

試合の詳細

試合は序盤、DeNAの先発投手、アンドレ・ジャクソン(29)の驚きの3ランホームランで始まった

2回の2死一、三塁の場面で、ジャクソンは中日の柳の初球の143キロ直球を捉え、バックスクリーン左へ運ぶ豪快な一撃を放った

この一打で場内は沸き、ジャクソンも「何が起きたのか全く分からない!人生最高のスイングが今日出ました!」と興奮気味に振り返った

ジャクソン選手のパフォーマンス

メジャーリーグでは野手として活躍していたジャクソン選手だが、今季の前半戦では34打数1安打、打率は2割9厘と苦しいスタートを切っていた

しかし、この日の3ランホームランは自身のバットでの自援護となり、チームをリードする起爆剤となった

試合の展開

しかし、DeNAは自ら築いたリードを守り切れなかった

4回には中日・上林の右翼ポール直撃のソロホームラン、そして6回には得点圏にランナーを置いてからの代打・ブライトの適時打などで追いつかれ、怪しい流れに

6回を投げ終えたジャクソンは8安打3失点の内容でマウンドを降りたが、白星は逃し、球団の外国人投手としては3人目となる2ケタ勝利の道も閉ざされた

激しい競り合い
その後も試合は接戦が続き、7回にはDeNAが1死三塁からの代打・佐野の適時打で再びリードを奪う場面があったが、8回にはオースティンが2戦連発の7号2ランを放ち同点に追いつく

しかし、9回表、伊勢がボスラーに勝ち越し2ランを許し、試合はそのまま中日の勝利に終わった

今後の展望

この日の敗北によって、DeNAは4位の広島と同率に並び、与えられた117試合を経て53勝58敗5分けという成績でも、非常に厳しい状況に立たされている

チームは次戦までに士気を高め、Bクラス転落を防ぐ必要がある

今回の試合はDeNAにとって非常に厳しい結果となりましたが、選手たちの努力が光った瞬間もありました。特にジャクソン選手のホームランは記録に残る一打でした。しかし、チーム全体での守備力や投手陣の安定性が今後の課題となるでしょう。これからの試合での巻き返しに期待したいですね。
キーワード解説

  • シーソーゲームとは?シーソーゲームとは、双方がリードを奪い合いながら常に接戦を続ける試合を指します。
  • 自援護とは?自援護とは、ピッチャーが自らの打撃で得点を挙げ、投手が自分を助けることを言います。
  • 適時打とは?適時打とは、得点が必要な場面で打たれるヒットのことで、RUNを生む大事な一打です。

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