広島、森の奮闘で5連勝達成 – セ・リーグの激争に新たな動き

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◇セ・リーグ 広島4-2ヤクルト(2025年8月29日 神宮) 広島東洋カープは8月29日、神宮球場にて東京ヤクルトスワローズと対戦し、4-2で勝利を収めた

この勝利により、広島はチームの久々の5連勝を達成し、セ・リーグの順位争いにおいて重要な一歩を踏み出した

森のピッチングが光る

広島の先発投手、森はこの試合で7回を投げ、被安打2、失点1の好投を見せた

これにより、7月31日以来の6勝目を挙げた

森は自らのパフォーマンスを振り返り、「真っすぐで押し込めていたので、それが良かったかなと思う」と語った

安定感をもって投げ抜く

試合の中で、森はチームが先制した直後の2回に村上選手を四球で出塁させたものの、続くオスナを右飛、古賀を二ゴロ併殺打に打ち取るなど、圧倒的な球威で打者を封じた

また、4回には内山選手と村上選手の連続三振を奪うなど、試合を優位に進めていった

7回には村上選手にソロ本塁打を浴びるまで、14者連続でアウトを取る安定感で投げ抜いた

仲間のために投げる

森は、24日に右肩の張りを訴えて1軍登録を抹消された同い年の先輩、森下選手のためにも勝利を目指していた

“仲間の無念を晴らしたい”という思いが、彼の力の源になったという

新井監督も「ナイスピッチングだったと思います」と、高く評価した

混セの主役となるか
敗れた東京ヤクルトスワローズとの対戦で勝利した広島は、DeNAと同率3位に浮上し、7月12日以来のAクラスに戻った

24日の常広選手を皮切りに、現在の連勝はすべて先発投手に勝ちがついており、特に先行逃げ切りの勝ちパターンが定着してきた広島は、今後の“混セ”での主役となる可能性を秘めている

今回の試合は広島にとって非常に重要な意味を持つ結果となりました。特に先発投手の森の奮闘は見事で、チーム全体の士気を高める役割を果たしました。今後の試合でも、この調子を維持していけるかが鍵となるでしょう。
キーワード解説

  • セ・リーグとは?日本のプロ野球における2つのリーグのうちの一つで、12チームが参加している。
  • 先発投手とは?試合の初めにマウンドに上がる投手で、試合の流れを大きく左右する役割を担う。
  • 三振とは? 打者がボールを打てずに、ストライクが3回宣告されること。打者はアウトとなり、攻撃が終了する。
  • ソロ本塁打とは? 一人の選手が打ったホームランで、得点はその選手だけのものになる。

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