中日・松山晋也、9回の緊迫した登板で今季37セーブ達成

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◇29日 DeNA8―9中日(横浜) 中日ドラゴンズのクローザーである松山晋也投手が、9回のイニングに投球し、今季のセーブ数を37にまで引き上げる快投を見せました

3点リードの場面で登板した松山は、2点を失いつつも、最後は相手打者を空振り三振に打ち取ることで、ゲームを締めくくりました

松山のピッチング内容

今季初の3日連続登板となった松山は、「まさか」と言う言葉で始まる苦しい状況に直面しました

1死から林選手にヒットを許し、続けて打席に立つ石上選手には152キロの直球を打たれ、右翼席への本塁打を浴びる形となりました

これにより、点差は1点と縮まり、緊張感が高まります

ピンチからの復活

松山は「3点リードのおかげで助かった」という冷静さを保ち、彼の価値を示す瞬間に挑みました

次の松尾選手をフォークボールで空振り三振に仕留め、流れを引き戻しました

ピンチにはなったものの、桑原選手を再度フォークボールで打ち取ることで、チームの勝利を確実にしました

クローザーとしての役割

松山のリーグ最高となる37セーブは、クローザー(試合終盤での守備を専門とする投手)としての使命を果たした結果です

試合を締めるためには、どんな状況でも冷静さを持ち続けることが求められます

次への課題
試合後、松山は「勝ったのは良かった

ただ、本塁打はスーッと甘いところに入っちゃったので、投げミスだと思う」と反省の意を表しました

今後は三振を取れるような投球を目指していくとしました

今回の松山選手の登板は、クローザーとしての腕前を見せつける場面が多く、一つのミスからも冷静に立ち直る姿勢が印象的でした。9回にスリリングな展開を迎えつつも、勝利に導くピッチングを見せた点が評価されるでしょう。
キーワード解説

  • クローザーとは?クローザーは、特に試合の終盤で投げるピッチャーのことを指し、通常は試合を締めくくる役割を担っています。大事な局面での防御率が求められ、精神的なタフさが試されます。
  • セーブ数とは?セーブ数は、ピッチャーが試合において、リードを保ちながら最後まで投げきった回数を示します。この指標は、そのピッチャーの信頼度や役割の重要性を示すものです。

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