阪神との接戦を制した巨人、マルティネスが記録的なセーブを達成

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◆JERA セ・リーグ 阪神3―4巨人(29日・甲子園) 甲子園球場において、巨人が阪神を相手に接戦を制し、4-3で勝利を収めました

この試合で注目されたのは、巨人のリリーフ投手であるR・マルティネス選手(28)です

彼は9回の重要な場面で登板し、10球で3人を打ち取る快投を見せました

この投球により、リーグ2位の35セーブを達成しました

マルティネス選手は、「長く間隔があいていたので、球速は気にせず、低く集めることを心掛けた」とコメント

彼は中13日のブランクを経て、通算201セーブ目を記録しました

プロ野球史上最速で200セーブを達成したのは、15日の阪神戦(東京ドーム)です

今回の出番は、12試合ぶりでした

チームはその間に大勝や敗戦を繰り返しており、セーブの機会はなかなか得られませんでした

しかし、この伝統の一戦での登板は、彼にとって特別な意味を持つものでした

マルティネス選手は、8回にチームが3点差から2者連続ホームランを浴びた後、重要な役割を果たしました

彼は力を制御しつつ、最速154キロを記録し、スプリットの落ちも際立っていました

気持ちをしっかり保ちながらも、冷静なマウンドさばきを披露しました

マルティネス選手は、阿部監督から調整登板の声かけに対し、「ひたすらセーブ機会を待つ」と答え、打者を立たせたイメージトレーニングや、ブルペンでの練習を欠かしませんでした

ブルペン捕手も彼の姿を見て「ザ・プロフェッショナル」と称賛しています

また、マルティネス選手は、中継ぎ転向1年目の田中瑛選手に熱心に指導を行い、「シーズンを完走するためには球数を減らして準備した方が良い」「プレーオフを考えるべきだ」と伝えています

田中瑛選手は、これをしっかりと受け止め、今季キャリアハイを更新中です

最終的に、巨人は甲子園でのリベンジを果たし、シーズンの結果にも期待を寄せるチームとなっています

今回の試合は、マルティネス投手の見事なピッチングが光っただけでなく、彼のリーダーシップや若手投手への指導も印象的でした。甲子園という特別な舞台で、逆境を乗り越えたチームの姿勢は、来シーズンに向けた大きな自信になるでしょう。
キーワード解説

  • セーブとは?:野球において、リリーフ投手が試合の最後に登板し、チームの勝利を保つための重要な役割を果たした場合に記録される成績のことです。
  • ブルペンとは?:投手陣が試合中に待機する場所で、登板する準備を整えるための練習を行う場所を指します。
  • スプリットとは?:投手が投げる変化球の一つで、ボールの先端で指を広げて投げることにより、球が急激に落ちる特性を持つ球種です。

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