試合はチームも1-8と完敗し、パ・リーグ5位に沈む西武は3位のオリックスとのゲーム差を6.5に広げ、自力でのクライマックスシリーズ進出の可能性が再び消滅した
試合を振り返る高橋
試合後、高橋は「先取点を与えたことと大量失点してしまったことは反省点もっと大胆なピッチングで攻めてもよかったと思う」と述べた
彼のピッチングスタイルは通常、強気な投球で知られるが、この日のパフォーマンスには悔いが残ったという
西口監督の指摘
西武の西口文也監督(52)は、高橋に対して「2回にやられたので、4回はもう少し考えてほしかった6回、7回の雰囲気を序盤から出してほしかった」と苦言を呈し、投手としての課題を指摘した
今季の成績と去就の不安
これで高橋の2025年のシーズン成績は19試合で5勝7敗、防御率は2.95に5月には国内FA権を取得しており、オフの去就が注目されている
しかし、高橋のメジャー挑戦に関するMLB関係者の評価は厳しく、「正直旬は過ぎている」との見方が強い
メジャー契約の難しさ
高橋が今年ポスティングシステムを利用してメジャー挑戦を果たした場合でも、平均的な評価はスプリット契約(メジャーとマイナーの二重契約)のキャンプ招待選手が妥当ではないかと言われている今年入団したソフトバンクの上沢直之投手(31)や、ヤクルトに移籍した青柳晃洋投手(31)と「同等」に扱われる可能性もあリ、チャンスが多くはないことを示唆している
メジャー契約を得られない状況でも、高橋がメジャー昇格を果たすためには、マインドセットを強固なものにし続けることが必須だ
それが彼の野球人生にとって大きな意味を持つことになるだろう
高橋投手は、今季の結果に対する反省を口にしましたが、次回の登板への意欲を見せています。メジャー挑戦についても慎重に考えなければならない状況です。彼が持つ強じんなメンタリティーが今後の野球人生に大きな影響を与えることが期待されています。
キーワード解説
- FA権とは?:フリーエージェント権の略で、選手が一定期間プレーした後に契約が終了した場合、他のチームと自由に契約できる権利のことを指します。
- スプリット契約とは?:メジャーリーグへの昇格が難しい選手のための契約形態で、メジャーとマイナーの両方と契約を結ぶことで、両方のリーグでプレーできる可能性を持つ契約です。
- ポスティングシステムとは?:日本のプロ野球選手がメジャーリーグへの移籍を希望した際に、チームが選手を他のチームに「売る」ための制度です。これにより選手は移籍しやすくなります。

