プエルトリコでの成長
昨年11月中旬から参戦したプエルトリコ・ウィンターリーグ(WL)では、ただ淡々と投げる投球スタイルを貫く西舘選手が、対照的に感情をむき出しにするチームメートの姿を目の当たりにしたこの経験を通じて、彼は「気持ちの持ち方を考えさせられた」と振り返り、打者に対しての強気が必要であることを実感した
“闘魂スタイル”とは
この“闘魂スタイル”は、選手が自己の意志や熱い思いをプレーに込めることで、チームに活力を与えるスタイルを指す西舘選手は、チームメートから「過信はだめだが、ある程度の強気があった方がいい」との教えを受け、メンタル面の変化を求めている
師との出会いが変化をもたらす
西舘選手は、カングレへロス・デ・サントゥルセでホセ投手コーチから約7週間の指導を受け、闘魂スタイルの要諦を学んだホセコーチは、「自分がナンバーワンだという熱い気持ちを持って投げていた」と語り、自信を持つことの重要性を教えた
昨シーズンの振り返り
西舘選手は、昨シーズンを振り返り、「フォームや球質に対する意識が強かったが、打者からどう見られるかに工夫が不足していた」と反省今季は、打者へのアプローチを見直し、強い雰囲気でマウンドに立つことを決意した
今季の目標
自主トレーニングを行った西舘選手は、昨季主に救援で28試合に出場し、1勝3敗1セーブ20ホールド、防御率3.82の成績を残した今季は先発に挑戦し、「1年間先発として投げることが一番の目標
まずは開幕1軍、開幕ローテーションに入りたい」と語り、強気な姿勢を見せた
西舘選手の強気な攻めの投球スタイルは、阿部監督が投手陣に求めるものとも一致しており、注目が集まる
熱い気持ちを持ち続け、先発の座をつかみ取る姿に期待が寄せられている
西舘選手の挑戦は非常に興味深いです。新しいスタイルに取り組む姿勢は、多くの若手選手にとって良い手本になるでしょう。感情を大切にしながら、自分自身の成長に努めることが、今後の結果にも結びつくと期待されます。
キーワード解説
- “闘魂スタイル”とは? 特にスポーツにおいて選手が持つべき熱意や強い意志を表現することです。選手が心の中で強く持つ信念が、プレーにおいても反映されるでしょう。

