しかし、彼の今季の成績にはひとつの大きな懸念点があります
それは、被本塁打の増加です
加藤はこれまでに12本の本塁打を被弾しており、6月までの被本塁打は5本でしたが、夏場に入ってからその数は増加しています
特に7月12日のオリックス戦以降、加藤は5試合連続で本塁打を浴びるという状況に陥っています
この5試合では、被本塁打の数が次第に増え、1本から2本にまで達する結果となっています
日本ハムの投手陣が6試合連続で本塁打を浴びるのは、昨シーズンの根本投手以来のことです
また、3試合連続で2本以上の本塁打を被弾するのは2010年以来、吉川投手の記録に並ぶことになります
このような状況の中、加藤は今日の登板で被本塁打の連鎖を止めることができるのでしょうか
加藤は昨シーズンも一定の成績を収めており、そのポテンシャルには疑いの余地がありません
しかし、後半戦に向けて彼が本塁打を抑えることができれば、日本ハムにとっても大きなプラスとなるでしょう
シーズン残りを如何に乗り切るのか、投球フォームやメンタル的な部分にも注意が必要です
加藤貴之選手が直面している被本塁打の問題は、投手としてのパフォーマンスに深く影響を及ぼす要因です。特に夏場は選手の体力やパフォーマンスに波が出やすく、ここからの立て直しが鍵となります。今後の試合で加藤選手がどのように課題を克服していくのか、注目されます。
キーワード解説
- 被本塁打とは？プロ野球において、投手が相手チームの選手に本塁打を打たれた回数のことを指します。この数が多いと、投手の投球が良くないと評価されることがあります。
- 先発投手とは？野球において、試合の最初から投げる投手のことを指します。その役割は非常に重要で、試合の流れを作ることに寄与します。
