巨人のトレイ・キャベッジ、決勝打も走塁の消極性が露呈

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2025年8月29日、巨人は阪神との試合で4-3の勝利を収めた

このゲームで先発投手を務めた山崎伊織は、6回5安打1失点という素晴らしい成績を残し、これにより自身3年連続の2桁勝利を達成した

また、これによりチームは連敗を4で止めることができた

トレイ・キャベッジの決勝打

試合は6回、トレイ・キャベッジが放った決勝打によって大きく動いた

1-1の場面で1死満塁となった際、阪神の2番手投手ラファエル・ドリスが投げた151キロの速球を捉え、右翼フェンス直撃の打球を放った

その結果、3人のランナーが生還することとなり、巨人に貴重な追加点がもたらされた

消極的な走塁が問題視される

しかし、キャベッジは打球が跳ね返る様子を見ながら、二塁で止まってしまった

この行動に対し、ベンチの阿部慎之助監督は硬い表情を崩さなかった

実際に三塁まで進んでいれば、続く砂川リチャードの遊ゴロで本塁生還が可能だった可能性が高かったと指摘されている

元阪神コーチの苦言

元阪神コーチの佐藤義則氏は自身のYouTubeチャンネルで、この消極的な走塁について批判を展開した

彼は「点を取れる時に取る野球が重要」だと強調し、勝負を決するシーンでの動きが欠けていることを指摘した

また、阪神が後半戦に点を取りやすいチームであることも考慮し、巨人にとっては今後の試合が厳しい展開になる可能性が示唆された

今後の展望
首位の阪神と2位の巨人とのゲーム差は14となっており、佐藤氏は「相手が不甲斐なさすぎる」と語り、細かいところでの差が積み重なり、シーズン全体に影響を及ぼすという認識を示した

今回の試合を通じて、巨人が勝利を収めつつも走塁に課題が残ったことは、チームの競技力向上に向けた重要な教訓となったと言えるでしょう。特に、点を取れるチャンスを確実に生かすことの重要性が浮き彫りになりました。
キーワード解説

  • 決勝打とは?試合の勝敗を直接左右するような得点を意味します。
  • 走塁とは?野球において、打者やランナーが塁間を走る行動を示しています。
  • 打球とは?バッターが打ったボールを指します。
  • 本塁生還とは?ランナーが本塁まで進んで得点をすることを意味します。

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